ことわざ「継続は力なり」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「継続は力なり(けいぞくはちからなり)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「継続は力なり」の意味をスッキリ理解!

継続は力なり(けいぞくはちからなり):何事も継続することで成功につながるということ

「継続は力なり」の意味を詳しく


「継続は力なり」は、「何事も継続することで成功という結果につながる」ことを意味した格言です。しかし、解釈によってニュアンスが異なります。

3つの解釈
  1. ひとつひとつの成果は小さいものでも、地道に続けることでやがて目標を達成できる
  2. 今は力量不足でも、くじけずに努力を続ければいつの日か大成できる
  3. 目標を成し遂げるまで諦めずに取り組み続けること自体が才能の一つである

上記のように、3つの解釈があります。

 

①は、たとえ小さな目標達成や努力だったとしても、継続すれば必ず成し遂げられるという意味です。

②は、現在は物事をなし遂げる能力が足りなくても、継続すれば必ず結果が表れるという意味です。

③は、その人の持つ才能について表しています。

全体の意味としては同じですが、ニュアンスの違いに注意しましょう。以下の使い方を見ながら、理解していきましょう。

「継続は力なり」の使い方

  1. 毎日3ページ分だけ英単語を覚えよう。継続は力なりで、1年間続ければ1000単語以上をインプットできるだろう。
  2. 何事も短時間では成果は出せない。継続は力なりだから、少しずつ目標に向けて努力しよう。
  3. 彼は毎日コツコツ仕事をこなしている。継続は力なりの精神が身についているように感じる。

①は、小さな積み重ねが大きな結果を生むという意味です。

②は、今は能力不足でも継続すれば成功するという意味です。

③は、継続して物事を行えるという才能を表しています。

「継続は力なり」の由来

「継続は力なり」には諸説あります。しかし、最も有力とされるのが、『讃嘆の詩(さんだんのうた)』上巻の一節です。『讃嘆の詩』は、大正時代、浄土宗の宗教家である住友夜晃(すみおかやこう)氏によって創作されました。

青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ
性格の強さ必ずしも誇るに足らず
念願は人格を決定す 継続は力なり
真の強さは正しい念願を貫くにある
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である
[引用:住友夜晃「讃嘆の詩(さんだんのうた)」上巻より]

住岡氏は元小学校教師であり、真宗光明団の創始者でした。小学校教員を9年間勤めた後、親鸞の教えを説くことに54年の生涯を捧げています。生涯、教育者であり求道者である住岡氏の人生を体現した詩です。

「継続は力なり」の類義語

継続は力なりには以下のような類義語があります。

  • 雨(あま)だれ石(いし)を穿(うが)つ:どんなに小さな力でも、根気よく続けていればいつか成果が得られる。
  • 一念岩(いちねんいわ)をも通(とお)す:どんなことでも一途に思いを込めてやれば成就する。
  • 千里(せんり)の道(みち)も一歩(いっぽ)から:大きな事柄でもまずは目の前のことをこなすところから着実に努力を続けていけば成功する
  • 塵(ちり)も積(つ)もれば山(やま)となる:ごくわずかのものでも、数多く積もり重なれば高大なものとなる。

「継続は力なり」の英語訳

継続は力なりを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Continuity is the father of success.
    (継続は成功の父)
  • Persistence pays off.
    (続けることは報われる)

2つの表現は英語のことわざとして、海外でも使用されます。

まとめ

以上、この記事では「継続は力なり」について解説しました。

読み方継続は力なり(けいぞくはちからなり)
意味何事も継続することで成功につながるということ
由来住友夜晃氏による『讃嘆の詩』上巻の一節から。
類義語雨だれ石を穿つ、千里の道も一歩から、など
英語訳Continuity is the father of success. など

自分を鼓舞したい時、あるいは他者を励ます時にぜひ「継続は力なり」を使ってみてください。