「準拠(じゅんきょ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「準拠(じゅんきょ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「準拠」の意味をスッキリ理解!

準拠(じゅんきょ):あるものをよりどころとしてそれに従うこと。また、そのよりどころ

「準拠」の意味を詳しく

「準拠」とは、あるものをよりどころとしてそれに従うことという意味です。

「頼みとなるものにならう」という意味の「拠り所に準じる」を略した言葉です。

そのため、すでにある規格や基準、標準に従うことを表します。参考程度のことではなく、「完全に準じたもの」について「準拠」を使用します。

「準拠」の使い方

  1. 海外からの輸入製品は時々、国内規格に準拠していないことがある。
  2. 弊社のサービスは関連する規約に準拠しています。

「準拠する」は「~に従う」という意味が基本であるため、「~に準拠する」という形が一般的になります。

また、「準拠」は堅い言葉であるため日常会話ではあまり使われませんが、例文のようにビジネスジーンなどではよく使われます。

「準拠」の類義語

準拠(じゅんきょ)には以下のような類義語があります。

  1. 遵守(じゅんしゅ):法律・規則・教えなどに従い、それをよく守ること。
  2. 順守(じゅんしゅ):言いつけ・決まり・法律などにそむかず守ること。
  3. 依拠(いきょ):あるものに基づくこと。よりどころとすること。
  4. 立脚(りっきゃく):立場を決めてそれをよりどころとすること。

①と②は同じ意味の言葉ではありますが、下記のような違いがあります。

  • 遵守:法律・規則・教えなどを必ず守らなければいけないというニュアンスが強い
  • 順守:常識の範囲内で守りたいことに対して使用されることが多い

また、新聞記事に記載される「じゅんしゅ」は日本新聞協会により「順守」を使うことで統一されていますので、「遵守」は使いません。

 

「準拠」と③の「依拠」はともに、「あるものを拠り所にする」という意味があります。

しかし、下記のようなニュアンスの違いがあります。

  • 規格に準拠する:規格に完全に一致するか、そこから大きくは外れない範囲で当てはまること
  • 規格に依拠する:ほとんど一致すること

④の「立脚」は、あるものをよりどころにして、それに基づくことの意味があります。

しかし、「準拠」とは異なり、自分の立場を定めるという意味合いがあります。そのため、「立脚」は立場が明確になっている場合に使用します。

「準拠」の対義語

準拠(じゅんきょ)には以下のような対義語があります。

  • 非準拠(ひじゅんきょ):準拠に当たらない。準拠以外である。

「非」は名詞・形容動詞に付いて、「それに当たらない。それ以外である」などの意味を持ちます。

「準拠」の英語訳

準拠(じゅんきょ)を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • conform to
    (〜に準拠している)
  • be based on
    (準拠している)

以下が例文です。

  • She conforms to the rules.
    (彼女は規則に従う。)
  • You are always required to conform to the company policies.
    (会社の規則に常時従っていただきます。)
  • This will be decided based on Japanese standard.
    (これは日本規格に基づいて決められます。)

まとめ

以上、この記事では「準拠(じゅんきょ)」について解説しました。

読み方準拠(じゅんきょ)
意味あるものをよりどころとしてそれに従うこと。また、そのよりどころ。
類義語遵守、順守、依拠、立脚など
対義語非準拠など
英語訳conform to(〜に準拠している)

「準拠」はビジネスシーンにてよく耳にする言葉です。合わせて、「遵守」「依拠」などの類義語も覚えましょう。