四字熟語「実力伯仲(じつりょくはくちゅう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「実力伯仲(じつりょくはくちゅう)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「実力伯仲」の意味をスッキリ理解!

実力伯仲(じつりょくはくちゅう):二者間で優劣をつけることができないほど実力差がないこと

「実力伯仲」の意味を詳しく

「実力伯仲」という言葉をよく耳にすることはないでしょうか。

実力伯仲とは知力や体力などにおいて実力の差がなく、優劣がつけられないことを表します。

 

ただし、実力伯仲を使うときは 2つの注意が必要です。

まず、この四字熟語は二者間においてのみ使われます。三者以上を表す際には使うことができないので気をつけましょう。

次に、実力伯仲はどちらも優れていて優劣がつけられないことを表します。同等の力だが、どちらも優れていない場合には使われません。

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「実力伯仲」の使い方

  1. 今年のワールドカップ決勝戦は、実力伯仲で結果が読めない。
  2. 彼と私は成績が実力伯仲で競い合っていたが、私が入院したことで大きく差をつけられた。
  3. 今日の野球の試合はまさに実力伯仲で、とても見応えがあった。

「実力伯仲」の由来

実力伯仲の「伯仲」とは、中国語で長男と次男を表します。

兄弟の中でも長男と次男は年齢が近いため、知力や技能の差があまりないとされました。ここから、二者間(兄弟)の優劣がつけがたいことを「実力伯仲」と言うようになりました。

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「実力伯仲」の類義語

実力伯仲には以下のような類義語があります。

  • 勢力伯仲(せいりょくはくちゅう):互いの力が同程度で釣り合っており、優劣を付けづらい状態のこと。
  • 伯仲の間(かん):両者の能力にあまり差がなく、優劣のない間柄。
  • 甲乙(こうおつ)付けがたい:2つのものを比較した際に、実力が同程度でどちらの方が優れているか判断するのが難しいということ。
  • 拮抗(きっこう):力がほぼ同等で、優劣が付かないもの同士が互いに張り合うこと。
  • 五分五分(ごぶごぶ):双方とも互角で、優劣のないこと。
  • 互角(ごかく):競い合う両者の力量が同じで優劣がないこと。

「実力伯仲」の対義語

実力伯仲には以下のような対義語があります。

  • 月と鼈(すっぽん):月も鼈も丸く、一見形は似ているが、美しく輝く月と泥の中に住む鼈では比べ物にならないほど差があるということ。
  • 雲泥(うんでい)の差:非常に差があること。大きくかけ離れていること。
  • 天地の差:天と地ほどかけ離れていることのたとえ。非常に隔たりがあること。
  • 雲泥万里(うんでいばんり):非常にかけ離れており、差があること。天にある雲と地上にある泥は万里ほどの差があることから。
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「実力伯仲」の英語訳

実力伯仲を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • (the two persons’ sides)being evenly matched in ability
    (双方の能力が等しく一致している、負けず劣らず)

上記の表現を用いた例文は以下の通りです。

例文
We couldn’t take our eyes off the game because both teams are evenly matched in ability.
(両チームは実力伯仲で、目が離せなかった。)

まとめ

以上、この記事では「実力伯仲」について解説しました。

読み方 実力伯仲(じつりょくはくちゅう)
意味 二者間で優劣をつけることができないほど実力差がないこと。
由来 「伯仲」が中国語で実力差があまりない長男と次男を指すことから。
類義語 勢力伯仲、伯仲の間、甲乙付けがたいなど
対義語 月と鼈、雲泥の差、天地の差など
英語訳 being evenly matched in ability(能力が等しく一致している)

実力伯仲の関係にあるものはライバルとして切磋琢磨することで、互いの能力を高め合う存在になることができます。

自分を高めたいと思えるものがあるときは、実力伯仲の相手を見つけて競い合うのもいいかもしれません。

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