四字熟語「一石二鳥(いっせきにちょう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「一石二鳥(いっせきにちょう)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「一石二鳥」の意味をスッキリ理解!

一石二鳥(いっせきにちょう):一つのことをして、同時に二つの利益や効果を得ること

「一石二鳥」の意味を詳しく

「一石二鳥」の意味は、漢字を見ると理解できます。「一石」は一つの石を、「二鳥」は二羽の鳥を表します。

一つの石を投げて、二羽の鳥を同時に捕まえるという例えから、「一つの利益のために一つの動作を行った結果、二つの利益や効果を得る」という意味を持ちます。

ここから派生して、「一石三鳥」や「一石四鳥」という造語もあります。「一石三鳥」は一度に三つの利益や効果を、「一石四鳥」は一度に四つの利益や効果を得られたことを意味します。

ちなみに、「一石」を「いっこく」と読むのは誤りです。

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「一石二鳥」の使い方

  1. 健康のために早寝早起きを始めた結果、余裕を持って登校できて、昼間眠くなることもなくなり一石二鳥だ。
  2. 気分転換に髪の毛を切ったら、涼しいうえに髪の毛を乾かす時間も減り一石二鳥だ。
  3. 自動車よりも自転車で移動した方が、ガソリン代が浮き、環境にも優しいため一石二鳥だ。

以上の例文はすべて、ポジティブな意味で使われています。

すべての例文に共通していることは、「もともとは一つの利益のために行動をした」という点です。最初から二つ以上の利益のために行動をする場合は、「一石二鳥」とは言いません。

「一石二鳥」の由来

「一石二鳥」は、17世紀のイギリスのことわざ “kill two birds with one stone” の訳語です。

「一羽の鳥を仕留めようとして、二つの石を投げたところ、偶然二羽の鳥を捕まえることができた」という逸話が由来です。

多くの四字熟語は漢語がもとになっていますが、「一石二鳥」は英語がもとになっているのです。

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「一石二鳥」の類義語

「一石二鳥」には以下のような類義語があります。

  • 一挙両得(いっきょりょうとく)
  • 一挙両利(いっきょりょうり)
  • 一挙両全(いっきょりょうぜん)
  • 一挙双擒(いっきょそうきん)
  • 一発双貫(いっぱつそうかん)
  • 一箭双雕(いっせんそうちょう)

「一箭双雕」は中国が発祥です。「箭」は矢を、「雕」は鷲を表します。

一本の矢で二羽の鷲を落とした例えから由来しており、「一石二鳥」とよく似ています。

「一石二鳥」の対義語

「一石二鳥」には以下のような対義語があります。

  • 一挙両失(いっきょりょうしつ)
  • 一挙両損(いっきょりょうぞん)

「一挙」は一つの動作、行動を表します。どちらも、一つの行動がもとで、同時に二つのことを損失してしまう意味を持ちます。

昔話に出てくる、欲張りなおじいさんやおばあさんをイメージすると理解しやすいでしょう。

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「一石二鳥」の英語訳

「一石二鳥」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • kill two birds with one stone.
    (一つの石で二羽の鳥をつかまえる)

このことわざが「一石二鳥」の由来なので、そのままの文章です。

まとめ

以上、この記事では「一石二鳥」について解説しました。

読み方一石二鳥(いっせきにちょう)
意味一つのことをして、同時に二つの利益や効果を得ること
由来17世紀イギリス発祥のことわざ
類義語一挙両得、一挙両利、一挙両全、一挙双擒、一発双貫、一箭双雕など
対義語一挙両失、一挙両損など
英語訳kill two birds with one stone.(一つの石で二羽の鳥をつかまえる)

あれもこれもと欲張るのではなく、一つの物事に集中して取り組むことが大切です。

その結果、「一石二鳥」に繋がるのではないでしょうか。

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