「居丈高(いたけだか)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「居丈高」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「居丈高」の意味をスッキリ理解!

居丈高(いたけだか):人に対して威圧的な態度をとるさま

「居丈高」の意味を詳しく

「居丈高」とは、人に対して威圧的な態度をとるさまのことです。

現在は、ほとんどこの意味で使われていますが、他に2つ「居丈高」の意味があります。

  • 座ったときの背が高いさま
  • 体を反らして相手を見下すさま

「座ったときの背が高いさま」の意味

「居丈高」には、「座ったときの背が高いさま」という意味があります。

座ったときの腰から頭までの高さを座高(ざこう)と言います。この座高が高いことを「居丈高」と表現するのです。

「体を反らして相手を見下すさま」の意味

「居丈高」は、「体を反らして相手を見下すさま」を表すことがあります。

身体を後ろにそらし胸を張ると、大きく見えます。また、こうすることによって相手を見下すことのできる姿勢になります。

「居丈高」の使い方

  1. 居丈高な態度は控えたほうがいいでしょう。
  2. 彼の居丈高な物言いに腹が立ってしまいました。
  3. 新入社員の中には、部長の居丈高な振る舞いに、怖気づいてしまう人もいるようです。
  4. 彼は特定の人物に対してのみ、居丈高だ。

「居丈高」の語源

「居丈高」の漢字には、以下のような意味があります。

  • :腰をおちつけている・すわっている
  • :人の身長や、衣類、立っている物の縦方向の長さ
  • :高さがあること

「座ったときの背丈が高いこと」を表す漢字であることがわかります。漢字の通り、「居丈高」はもともと「座高が高いようす」を表す言葉として使われていました。

ここから、「座ったまま身体をそらせることで背丈を大きく見せるようす」という意味に変化しました。

また、これは相手を見下すような姿勢になるため、「背をそらせて相手を見下す」という意味が生まれました。

また、体をそらせる姿勢は、相手に威圧感を与えるので、「威圧的な態度をとる」という現在の主な意味になったのです。

「居丈高」の類義語

「居丈高」には以下のような類義語があります。

  • 高圧的:権力に物を言わせて人を押さえつけようとするさま
  • 高飛車(たかびしゃ):相手を、頭から威圧するような態度をするさま
  • 横柄(おうへい):ひどくいばって、人をふみつけにした態度であること
  • 頭ごなし:人の言うことも聞かずに最初からがみがみ言ったり、おさえつけたりすること

「高圧的」は、ただ単に「相手に威圧的な態度をとる」のではなく、「自分の権力や立場を利用する」という意味が含まれています。

「もともと権力がある者が、その権力や立場を利用して立場の弱い人に対して、圧するような態度をとること」という意味です。

「居丈高」の対義語

「居丈高」には以下のような対義語があります。

  • 穏便(おんびん):物事や人がおだやかであるさま
  • 温和(おんわ):おとなしくてやさしいこと
  • 親切:思いやりが深く、ねんごろなこと
  • 謙虚(けんきょ):控え目で、つつましいこと

「居丈高」の英語訳

「居丈高」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • intimidating
    (威圧的)

まとめ

以上、この記事では「居丈高」について解説しました。

読み方居丈高(いたけだか)
意味人に対して威圧的な態度をとるさま
語源「座ったときの背丈が高いこと」を表す漢字から
類義語高圧的、高飛車、横柄、頭ごなし
対義語穏便、温和、親切、謙虚
英語訳intimidating(威圧的)

「居丈高」は、あまり聞きなれない言葉だったという人が多かったかもしれません。この機会に意味だけでなく、類義語や対義語までしっかりと理解しておきましょう。