「風潮(ふうちょう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「風潮(ふうちょう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「風潮」の意味をスッキリ理解!

風潮(ふうちょう):時代の推移に伴って変わる世の中のありさま、風と潮・風によって起こる潮の流れ

「風潮」の意味を詳しく

「風潮」には、以下の2つの意味があります。

  1. 時代の推移に伴って変わる世の中のありさま
  2. 風と潮、風によって起こる潮の流れ

上記の2つの意味は、読み方によって区別することができます。

①風潮(ふうちょう)
  • 時代の推移に伴って変わる世の中のありさま

②風潮(かざしお)
  • 風と潮、また風によって起こる潮の流れ

①の「風潮 (ふうちょう)」とは、ある時代や社会に見られる物の考え方の傾向のことをいいます。どちらかといえば好ましくない傾向に対して用いられることが多い言葉です。

また、「時代の推移に伴って移り変わる世の中のさま」という意味でも使用されます。

まとめると、「風潮」は移り変わる世の中の傾向を表現する言葉だと言えます。

「風潮」の使い方

「風潮」は、以下の表現で使用されることが多いです。

  • 時代の風潮
  • 社会の風潮
  • 風潮が高まる
  • 風潮が変わる

例文は以下の通りです。

  • バブル時代の風潮が今でも色濃く残っている。

  • 社会的に成功した者に忖度するという社会の風潮が広がっている。

  • 消費意欲の減退が世界の風潮として高まっている。

  • コロナの影響で一気に世間の風潮が変わってしまった。

「風潮」の類義語

「風潮」には以下のような類義語があります。

  • 潮流:時勢の動き、時代の傾向
  • 時流:その時代の社会一般の風潮や、思想の傾向
  • 時勢:移り変わる時代の様子、世の中の成り行き
  • 趨勢:物事の動向や成り行きなどを意味する表現、現在から将来にかけての移り変わり

「潮流」には、「潮の流れ」という意味があります。実際の潮の流れの意味とともに、比喩的に「時勢の動き」「時代の傾向」の意味も持ちます。一般的には、「時代の潮流に乗る」「潮流に逆らう」という表現で用いられます。

 

「時流」と「時勢」は、「その時代の傾向・情勢や社会一般の風潮」のことを言います。「風潮」と比較して、その時代の大きな流れや動きに着目したい場合に用いられます。

また、「風潮」は好ましくない考え方の傾向などに対して用いられることが多いですが、「時流」と「時勢」は中立的に使われます。

「時流に乗る」「時流に逆らう」という言い回しで用いられることが多いです。

 

「趨勢」は、「社会などの全体の流れがある方向へと動く勢いのこと」という意味です。流れが大きく変わる際に使用されることが多い言葉です。一般的には、「戦局の趨勢を読む」「世界の趨勢の変化」という表現で用いられます。

 

例文は以下の通りです。

  • インターネット時代の潮流に乗る。
  • 松尾芭蕉は、時流を超えた作品を数々世に送り出してきた。
  • 変化の激しい時代であるため、積極的にニュースから情報を収集しないと時勢に後れてしまう。
  • 社会の趨勢に合わせて、子育てをする女性が働きやすい制度を整えなければならない。

「風潮」の英語訳

「風潮」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • trend
    (風潮)

まとめ

以上、この記事では「風潮」について解説しました。

読み方風潮(ふうちょう、かざしお)
意味時代の推移に伴って変わる世の中のありさま、風と潮、また風によって起こる潮の流れ
類義語潮流、時流、時勢、趨勢
英語訳trend(風潮)

潮流、時流、時勢、趨勢などの類義語が持つ微妙なニュアンスの違いをしっかりと理解して覚えている人は少ないのではないでしょうか。類義語との使い分けができるよう類義語部分でまとめた例文とともに覚えましょう。