故事成語「玉石混交」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「玉石混交(ぎょくせきこんこう)」です。

「玉石混交」の意味、例文、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「玉石混交」の意味をスッキリ理解!

玉石混交(ぎょくせきこんこう):良いものとそうではないもの、優れたものと劣ったものが区別なく入り混じっていることのたとえ

「玉石混交」の意味を詳しく

「玉石混交」とは、良いものとそうではないもの、優れたものと劣ったものが区別なく入り混じっていることのたとえです。

そして、本来は「玉石混淆」と表記されますが、「淆」が常用漢字ではないので、常用漢字の「交」と表記されることが多いです。

ちなみに、「交」にしろ、「淆」にしろ、入り混じるという意味を表しています。

そして、貴重な玉と価値のない石とがまじりあっていることから、上記のような意味ができました。

 

ちなみに、「」は賢者、「」は愚者のことも意味しています。

そして、「混淆」は「こんこう」と読み、「こんごう」と表記するのは間違いなので注意が必要です。

また、「玉石混合」「玉石混同」などと表記するのも間違いです。

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「玉石混交」の例文

  1. コンテストに出場している人は玉石混交だが、これから玉が選別されていくことだろう。
  2. 玉石混交の中から優れたものを選び出すのは専門家の役割である。
  3. ここには、世界各地から集められた玉石混交の美術品が所せましと並べられている。

「玉石混交」の由来

「玉石混交」の出典は『抱朴子(ほうぼくし)』の「尚博」という章です。

この章の中に「眞僞顚倒(しんぎてんとう)し、玉石混淆す」という言葉が出てきます。

この言葉は「本物と偽者を取り違え、玉と石を一緒くたにする」という意味を表しています。

『抱朴子』

『抱朴子』とは、中国の晋(しん)の時代の書物です。

これは神仙術に関するものを集大成したものです。

そして、後世の道教に大きな影響を与えました。

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「玉石混交」の類義語

「玉石混交」には以下のような類義語があります。

  • 玉石同架(ぎょくせきどうか)
  • 玉石同匱(ぎょくせきどうき)
  • 魚目混珠(ぎょもくこんしゅ)
  • 魚目珠に混ず(ぎょもくしゅにこんず)
  • 玉石雑揉(ぎょくせきざつじゅう)
  • 種種雑多(しゅじゅざった)

「玉石混交」の英語訳

「玉石混交」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Some fish some frogs.
    (魚もいればカエルもいる)
  • mixture of wheat and chaff
    (小麦ともみがらが混ざる)
  • jumble of good and bad
    (いいものと悪いものがごちゃごちゃになっている)
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まとめ

以上、この記事では「玉石混交」について解説しました。

読み方玉石混交(ぎょくせきこんこう)
意味良いものとそうではないもの、優れたものと劣ったものが区別なく入り混じっていることのたとえ
由来『抱朴子』の「眞僞顚倒し、玉石混淆す」という言葉から
類義語玉石同架、玉石同匱、魚目混珠、など
英語訳Some fish some frogs.
(魚もいればカエルもいる)

「玉石混交」という言葉は日常生活でも用いられることがあります。

この言葉は意味だけでも覚えておいて、適切な場面があったら積極的に使っていきたいですよね。

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