今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「エクスキューズ」です。
「エクスキューズ」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
「エクスキューズ」の意味をスッキリ理解!
「エクスキューズ」の意味を詳しく
「エクスキューズ」は「許す」「弁明する」という意味のカタカナ語です。
たとえば、ミスによって何か事件を引き起こしたとします。なぜミスが起こって事件になったのかを説明する事が「エクスキューズ」です。
たとえば、列車の遅延が発生した時に「お客様混雑の影響による列車遅延」と駅の係員が乗客に弁明することなどがあげられます。
「エクスキューズ」の使い方
- いつもあの人の話はエクスキューズが多い。
- エクスキューズをつけて話を聞いてもらおう。
- 本来ならばきちんとしなければならないが、今回はエクスキューズする。
「エクスキューズ」を使用するのはビジネスに関するときが多いです。①の例文の「エクスキューズ」は「言い訳」という意味です。
②の例文のように「エクスキューズをつける」や「エクスキューズする」という表現もよくします。「弁明する」「注意点を言う」という意味合いです。
③の例文の「エクスキューズ」は「言い訳」という意味です。
「エクスキューズ」の語源
「エクスキューズ」の語源は英語のexcuseです。意味はカタカナ語とほほ同じです。Excuse meと言えば「すみません」という意味ですね。こちらはよく知られているのですが、excuse単体になると意味が分からないという人も多いです。
丁寧に言いたい時は「エクスキューズミーサー」「エクスキューズミーマン」となります。相手が男性の場合はExcuse me, Sirで女性の場合はExcuse me, ma’amです。
また、Excuse youという表現があります。たまにカタカナ語でも「エクスキューズユー」と書くことがあります。こちらは「失礼ね」「やだ」という意味です。日本語では「やめてよ」という感覚に近いです。
たとえば、子育てで子どもの行儀が悪かった時に「やめてよ」「やめなさい」という意味でExcuse youを使います。
また、主語が複数の場合Excuse usという表現もします。カタカナ語だと「エクスキューズアス」ですね。たとえば、自分が集団と一緒に歩いている時に他の人に「どいてください」という意味でExcuse usと言います。集団なので私たちという複数扱いなのです。
ちなみにフランス語でもexcuseを使いますが、発音は「エクスキューズ」ではなく「エクスキュゼ」に近いです。
また、「エクスキューズ モワ」の意味が分からないという人もいますが、これはフランス語です。Excuse-moiと書きます。意味は英語のExcuse meと一緒で、「すみません」という意味です。
「エクスキューズ」の類義語
「エクスキューズ」には以下のような類義語があります。
エクスプレイン
「エクスプレイン」は「説明する」という意味のカタカナ語です。「弁明する」というような意味合いはありませんが、何かについて詳しく言及するという点では似ています。
アカウンタビリティ
「アカウンタビリティ」とは「説明責任」という意味のカタカナ語です。たとえば、企業などが不祥事を起こした場合にその経緯や原因について説明する責任があることです。
まとめ
以上、この記事では「エクスキューズ」について解説しました。
英語表記 | エクスキューズ(excuse) |
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意味 | 許す、弁明する |
語源 | 英語のexcuse |
類義語 | エクスプレイン、アカウンタビリティなど |
「エクスキューズ」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。
ぜひ、この記事を参考にして「エクスキューズ」の意味や使い方を覚えましょう。