「円滑(えんかつ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「円滑(えんかつ)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「円滑」の意味をスッキリ理解!

円滑(えんかつ):物事が滞らずにすらすらと進むこと

「円滑」の意味を詳しく

「円滑」とは、物事が滞らずにすらすらと進むことという意味です。物事や人間関係など、さまざまな事柄が問題なく運ぶ様子を表します。

「円滑」は、「発言や行動が滑らかで角の立たない様子」という意味でも使われます。「角がたつ」とは、穏やかでなく、円満さの欠ける行動を取ることです。

1つ目の「物事が滞らずにすらすらと進むこと」の意味で使われることが多いですが、「円滑な人柄」などのように、人の言動や行動についても用いることができます。

「円滑」の使い方

  1. 仕事が円滑に進むように調整する。
  2. 2人の意見対立が解決したことで、円滑になった。
  3. 円滑な運営ができるように、事前にリスクを洗い出しておく。
ビジネスシーンでも、「何かを問題なく進めるように」という指示や命令を出す時などに「円滑」が使用されます。

さらに、「円滑」を使った代表的な言い回しを以下で紹介します。

  • 円滑に進める
  • 円滑に行う
  • 円滑にする
  • 円滑化する
  • 円滑になる
  • 円滑に回す
  • 円滑な運営
  • 円滑なコミュニケーション

「円滑に進める」「円滑に行う」は、あらかじめ立ててある計画や戦略通りに物事を進めることという意味です。

「円滑にする」「円滑化する」「円滑になる」は、何か「円滑」に進まない物事があった時に、それを解決することによって「円滑」に進むように行動を起こすことです。

「円滑に回す」は、計画を実行に移し、得られた結果を確認してまた計画に反映するというサイクルを滞りなく回すという意味です。

「円滑な運営」「円滑なコミュニケーション」は「円滑」を形容詞的に用いています。「円滑なコミュニケーション」は、「物事が滞らずにすらすらと進むこと」の意味と、「発言や行動が滑らかで角の立たない様子」の2つの意味がどちらも含まれています。

「円滑」の語源

「円滑」を構成する漢字の意味は、それぞれ以下の通りです。

  • :まるい、角がない
  • :すべる、なめらか

いずれの漢字も角や山場がなく、スムーズになぞることができるという意味です。ここから「円滑」の意味が想像できます。

「円滑」の類義語

「円滑」には以下のような類義語があります。

  • 順調:物事が期待通りにスムーズに進むこと
  • 流暢:すらすらと話していて言葉遣いによどみがないこと
  • 滞りなく:物事が遅れたりトラブルが起こったりすることがないこと
  • 手際よく:物事を要領よく進行させるさま

「円滑」の対義語

「円滑」には以下のような対義語があります。

  • 停滞:物事があるところに止まって滞ること
  • 難航:障害が多くてなかなか捗らないこと
  • 頓挫:勢いや物事の進行が急にくじけること

「円滑」の英語訳

「円滑」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • smooth
    (円滑な)
  • smoothly
    (円滑に)

“smooth” は、「なめらかな」など口当たりや肌触りについても使われる言葉ですが、障害や困難なく進めることという「円滑」の意味を持ちます。

例文
The bill’s path was smooth and orderly.(法案の通過は円滑で整然としていた。)

まとめ

以上、この記事では「円滑」について解説しました。

読み方円滑(えんかつ)
意味物事が滞らずにすらすらと進むこと
語源「まるい」「すべる」という意味の漢字から
類義語順調、流暢、滞りなくなど
対義語停滞、難航、頓挫
英語訳smooth, smoothly

「円滑」はビジネスシーンでの登場頻度が非常に高い言葉です。「円滑」を使った表現はたくさんあるので、確認してみましょう。