ネット用語「ダブスタ」の意味と使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ネット用語の「ダブスタ」です。

以下では、「ダブスタ」の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「ダブスタ」の意味をスッキリ理解!

ダブスタ:相手によって、判断する基準を変えること

「ダブスタ」の意味を詳しく

「ダブスタ」とは「ダブルスタンダード」という外来語の略です。

「スタンダード」は「基準」という意味を指しています。つまり、「ダブルスタンダード」とは何か物事を決める時の基準が2つ、ないしはそれ以上存在していることを指します。そして、同じような状況であるにも関わらず、判断する相手によって違う基準を適用します。

本来であれば、そのような基準は一貫しているべきであり、相手によって変えるようなことは好ましくありません。そのため、ほとんどの場合「ダブスタ」は悪い意味で使われます。もしも誰かに「あなたの考え方はダブスタだ。」と言われた場合、自分の考え方は非難されていると捉えましょう。

「ダブスタ」の使い方

  1. A君はよくダブスタで物事を判断する。
  2. 上司の失敗は見逃すのに、部下の失敗は叱責するなんて、ダブスタも甚だしい。
  3. 「私の夫、自分は頻繁に飲み会に行くのに、私が行くと怒るのよね。」「それってダブスタじゃない?」

①では、A君が物事を1つの基準で考えないということが述べられています。前にも述べたようにダブスタはあまり良い意味の言葉ではないので、この発言はA君に対する悪評であると考えられます。

②では、失敗した人によって、それを注意するかしないか決めるのはよくないということが説明されています。同じ失敗をしているにも関わらず、自分より立場の低い部下だけを叱るというのは理不尽ですよね。

③では、夫は飲み会に行くのに、妻である自分には行ってほしくないと言われていることについて愚痴を言っています。このような、「自分はいいけれど、あなたは駄目」という矛盾した考え方もダブスタと言うことができます。

「ダブスタ」の類義語

ダブスタには以下のような類義語があります。

  • 二重基準、二重規範:基準が複数あること(ダブスタの日本語訳)
  • 二枚舌:矛盾したことを言うこと

いずれにしても、一律の基準で話を進めるべき場面において、考え方に一貫性がない様子を指しています。特に二枚舌は「嘘つき」という意味も持っており、ダブスタよりも更に悪い意味の言葉であると言えます。

「ダブスタ」の対義語

ダブスタには以下のような対義語があります。

  • 単一規範 : 基準が1つだけであること
  • 首尾一貫:最初から最後まで、1つの主張や方針を変えないこと
  • インテグリティ:誠実さ、一貫性

インテグリティは、企業経営に関する文脈において、マネジメントにおける重要な資質として位置付けられています。

オーストラリア生まれの経営者であるドラッカーは、「何が正しいか」よりも「誰が正しいか」で物事を判断する人には、インテグリティはないとしています。

つまり、誰がやったかによって評価を変えるのではなく、能力という一律の基準で他人を評価する人にはインテグリティがあると言えます。

「ダブスタ」の英語訳

ダブスタを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • double standard
    (ダブルスタンダード、二重基準)

まとめ

以上、この記事では「ダブスタ」について解説しました。

意味相手によって、判断する基準を変えること
類義語二重基準、二枚舌
対義語首尾一貫、インテグリティ
英語訳double standard

「ダブスタ」はネット上だけでなく、日常的会話でも使われることのある言葉です。また、気を抜くと陥ってしまう状態でもあります。意味を正しく理解して使えるようになりましょう。