ネット用語「ディスる」の意味と使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ネット用語の「ディスる」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「ディスる」の意味をスッキリ理解!

ディスる:人やモノの悪口を言ったり、馬鹿にしたりすること

「ディスる」の意味を詳しく

「ディスる」とは、人やモノを悪く言ったり、侮辱したりすることを指します。人に対する悪口だけでなく、たとえば何かの商品について悪い評価をした時にも、「ディスる」と表現することができます。

ネット上だけに限らず、若者の間では日常会話のなかでも比較的頻繁に使われている言葉です。

しかし、基本的にあまり良い意味の言葉ではないので、使う相手や場面には十分な注意が必要です。正しく意味を理解した上で、TPOをわきまえて使うようにしましょう。

「ディスる」の使い方

  1. A君は人をディスるようなことばかり言うので、みんなから煙たがられている。
  2. 先週観た映画の内容は酷いものだった。たくさんの人がディスっているのも納得できる。
  3. 仕事で大失敗をしたBさんに対するディスりは、非常に激しかった。

①は、A君が人の悪口ばかりを言う人であることが述べられています。安易に人を蔑(さげす)む人は、周りからあまり良い評価は受けませんよね。

②は、先週観た映画が低い評価を受けている、ということを言っています。対象は人だけでなく、たとえ映画であっても、低い評価をすることは「ディスる」と表現することができます。

③では、仕事で失敗してしまったBさんが、皆から激しく責められていることが述べられています。「ディスる」は動詞ですが、「ディスり」と名詞形にして使われることもあります。

他にも、「ディスられる」「ディスり合う」「ディスり返す」など、一般動詞と同じようにかなり広く活用されて使われています。

「ディスる」の由来

「respect(尊敬する)」という英単語に、反対を表す接頭辞の「dis」をつけた「disrespect(無礼なことを言う)」が語源です。

アメリカのヒップホップ系のラッパーは、他のラッパーや有名人、社会の風潮などをラップのリズムに乗せて批判することがあります。これが「disrespect」であり、転じて「diss(侮辱する)」と言われるようになりました。

そして、日本のラップのファンが、ラッパーたちが批判をすることを「ディスる」と表現し始めました。それが世の中に広まり、「ディスる」という言葉は一般的に「悪口を言う」ことを広く指すようになりました。

「ディスる」の類義語

ディスるには以下のような類義語があります。

  • けなす
  • 罵倒する
  • 侮辱する
  • 馬鹿にする
  • 悪口を言う

「ディスる」の対義語

ディスるには以下のような対義語があります。

  • リスペクトする:尊敬する、敬意を払う
  • 褒める

「ディスる」の英語訳

ディスるを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • diss
    (悪口を言う、侮辱する)

前にも説明した通り、日本語の「ディスる」にあたる「diss」という単語があります。日本のネットスラングではありますが、なんと英語でも同じような言い方があるのですね。

例文は以下の通りです。

  • Don’t diss me!(俺を馬鹿にするな!)
  • They are dissing Tom.(彼らはトムの悪口を言っている。)

まとめ

以上、この記事では「ディスる」について解説しました。

読み方ディスる
意味悪口を言う、侮辱する
由来英語の「disrespect(無礼なことを言う)」
類義語けなす、罵倒する、侮辱する、馬鹿にする、悪口を言う
対義語リスペクトする、褒める
英語訳diss(悪口を言う、侮辱する)

対象となる人やモノを悪く言うことは、「ディスる」と表現することができます。あまり良い意味の言葉ではないので、使う場所には注意するようにしましょう。