「デリケート」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「デリケート」です。

「デリケート」の意味・使い方・語源・類義語などについて分かりやすく解説します。

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「デリケート」とは?

デリケート(delicate):繊細であること、注意が必要であること

「デリケート」の意味を詳しく


「デリケート」とは、繊細であること、注意が必要であることを意味するカタカナ語です。

形容詞として用いられ、修飾する名詞によって意味も多少異なりますが、「繊細であること」「注意が必要であること」の二点は共通して意味します。

基本的に、感情や性格・話題・物理的なモノに対して「デリケート」は使われます。

 

まず一つ目に、人間を含む動物の、感情や性格に対して「デリケート」を使う場合、「感受性が強く、繊細であること」を意味します。

「感受性が強い」とは、何かを見たり聞いたり体験したりした際に、他の人よりも多くのことを感じてしまうことです。例えば、軽い言動でも、傷ついたり怒ってしまったりするような性格を指すなどします。

刺激を受けすぎるため繊細であり、接する際の言動などには注意が必要であると言えます。

 

二つ目に、話題に対して「デリケート」を使う場合、「慎重にならなければならない、触れてはいけない」といった意味になります。

話す内容として、細心の注意を払わなければないらないものは存在します。例えば、宗教や政治などのような人の根幹にかかわる話は、慎重にならなければならない話題と言えます。

 

三つ目に、モノに対して「デリケート」を使う場合、「作りが繊細で、壊れやすい」という意味になります。

例えば、非常に複雑な作りで、落としたら壊れてしまうような機械です。細心の注意を払わなければ壊れてしまいます。

また、人間の肌などに対しても使われます。肌を「壊れやすい」と表現するのは違和感がありますが、応用的に「荒れやすい」と捉えることができます。

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「デリケート」の使い方

  1. 強気に見える彼にも、デリケートな一面がある。
  2. 初対面の人に学歴のようなデリケートな話題をいきなり出すのは避けよう。
  3. 赤ちゃんの肌はデリケートなので注意が必要だ。

上の例文のように、「デリケートな」という形で使うことがほとんどです。

「デリケート」の語源

デリケートの語源はラテン語の dēlicātus です。

ラテン語 dēlicātus には「うっとりさせるような」という意味があります。

 

それが転じて英語では delicate と表記し、「優美な」「上品な」「繊細な」「(色が)柔らかい」「美味しい」「華奢(きゃしゃ)な」「壊れやすい」「精密な」「正確な」「難しい」などといった、多くの意味を表す形容詞となりました。

しかし、日本でカタカナ語として用いられる「デリケート」は、「優美な」「上品な」といった意味では使われません。

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「デリケート」の類義語

デリケートには以下のような類義語があります。

  • センシティブ:敏感であること、微妙で注意が必要であるようす
  • ナイーブ:(性格が)繊細な、純粋な、傷つきやすい
  • 神経質:刺激や変化に対して神経が過敏である性質
  • ナーバス:刺激や変化に対して神経が過敏である性質

名詞「デリカシー」について

「デリケート」は形容詞ですが、その名詞形が「デリカシー」です。

「デリケート」と同様、「感情や性格の繊細さ」を意味します。

使い方としては、気遣いができない人のように、感情の繊細さがない人のことを「デリカシーが無い人」と言ったり、逆に、気配りができる人を「デリカシーを身につけた人」と言ったりなどします。

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まとめ

以上、この記事では「デリケート」について解説しました。

英語表記 デリケート(delicate)
意味 繊細であること、注意が必要であること
語源 ラテン語の dēlicātus
類義語 センシティブ、ナイーブ、神経質など
デリカシー 感情や性格の繊細さ(「デリケート」の名詞形)

形容詞として用いられる「デリケート」は、修飾する名詞によって意味も多少異なりますが、どの場合においても「繊細であること」「注意が必要であること」の二点は共通していました。

したがって、この二点を押さえておけば、あとは場合によって訳し方や捉え方を変えることで「デリケート」の意味は問題ないでしょう。

複数の意味を持つ言葉でも、根幹となる意味やイメージを押さえることで、簡単に覚えられるようになることもあります。ぜひ、「デリケート」だけではなく、他の複数の意味を持つ言葉を覚えたい時には、全ての意味で共通するものはないかどうか見てみましょう。

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