「ケースバイケース」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ケースバイケース」です。

「ケースバイケース」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

「ケースバイケース」の意味をスッキリ理解!

ケースバイケース(case by case):一件ごとの事情に応じて問題を処理する

「ケースバイケース」の意味を詳しく

「ケースバイケース」は「一件ごとの事情に応じて問題を処理する」という意味のカタカナ語です。

 

たとえば、カフェでバイトをしているとします。

普通はメニューに沿ってお客さんがオーダーをしてコーヒーなどを作ります。しかし、お客さんの中には「ミルクを少なくしてほしい」「砂糖を多めに入れてほしい」というような注文をする人もいます。

そうすると、カフェで働く側はお客さんの希望に合わせてメニューの商品を個別に調整しなければなりません。

この状況を「ケースバイケースで対応する」と言います。1件ごとにお客さんによって注文が異なるため、個別に処理をしているわけです。

「ケースバイケース」のメリット

「ケースバイケース」の対応ができるとどういったメリットがあるのかというと、特にビジネスでは信頼ができる人とみなされます。

普段想定していない出来事が発生して、それに対して冷静に対応する能力があれば仕事のできる人だと思われるでしょう。

「ケースバイケース」に対応する能力を手に入れるには

「ケースバイケース」に対応する能力を高めるのは、簡単ではありません。

しかし、起こりうる問題や出来事について想定をして、それに対して解決策を常に考えておくことが「ケースバイケース」に対する能力を高めるコツになります。

「ケースバイケース」の使い方

  1. ケースバイケースで該当しない可能性もある。
  2. 今後の予定をケースバイケースで調整する。
  3. 本番はケースバイケースで対処しよう。

「ケースバイケース」は日常生活でもよく使います。

また、ビジネスでも使うことが多く、打ち合わせや会議の会話によく登場します。

「ケースバイケース」の語源

語源は英語のcase by caseです。

ちなみに英語のネイティブはcase by caseよりもIt dependsというフレーズをよく使います。「時と場合による」という意味です。

「ケースバイケース」の類義語

「ケースバイケース」には以下のような類義語があります。

  • 臨機応変:場合や変化に応じて適切な対応をする
  • 柔軟:適応性に営む

臨機応変

「臨機応変」は「場合や変化に応じて適切な対応をする」という意味の四字熟語です。

よく、「臨機応変に対応してください」と言います。「ケースバイケース」とほぼ同じ意味で使用します。

強いていえば、カタカナ語の方が表記的に少し柔らかい印象がするのでソフトに表現する時は「ケースバイケース」を使うとよいでしょう。

四字熟語「臨機応変(りんきおうへん)」の意味と使い方:例文付き

2018年8月12日

柔軟

「柔軟」は「適応性に営む」という意味です。単純に「物が柔らかい」という意味もありますが、行動などについても「柔軟」を使うことができます。「柔軟な対応」と言いますね。

たとえば、接客のフレーズがあります。決まったフレーズだけではなく、バリエーションの使い分けができているなら、「接客のフレーズを柔軟に使いこなしている」と言えます。

「ケースバイケース」の対義語

「ケースバイケース」には以下のような対義語があります。

マニュアル通り

「マニュアル通り」は「書いてある通り」という意味です。たとえば、「マニュアル通りの接客」と言います。多くの場合ネガティブな意味で使います。

たとえば、電車に乗る時に切符をなくしたとします。駅員によっては「そのまま乗っていい」と言われることもありますが、「絶対ダメ」とマニュアル通りに断られる場合もあります。

杓子定規

「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」は「融通が効かない」という意味の四字熟語です。特に全てルールに従って行動するようなことを指します。

たとえば、「敬語を使え」と言われたとします。自分から見てあからさまに年下の子どもに対しても過剰に敬語を使ってしまうことは「杓子定規な行動」と言えます。

四字熟語「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」の意味と使い方:例文付き

2018年8月13日

まとめ

以上、この記事では「ケースバイケース」について解説しました。

英語表記ケースバイケース(case by case)
意味一件ごとの事情に応じて問題を処理する
語源英語のcase by case
類義語臨機応変、柔軟など
対義語マニュアル通り、杓子定規など

「ケースバイケース」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。

ぜひ、この記事を参考にして「ケースバイケース」の意味や使い方を覚えましょう。