「杓子定規」の意味とは?使い方から類語や英語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

☆「杓子定規」をざっくり言うと……

読み方杓子定規(しゃくしじょうぎ)
意味全てのことがらを1つの標準や基準で処理しようとする融通の利かないやり方や態度
類義語四角四面、石部金吉、薑桂之性、刻舟求剣、守株待兎
対義語融通無碍、当意即妙、臨機応変、緩急剛柔、当機立断
英語訳inflexible(柔軟性がない)、being a sticker for the rules(ルールに終着する人)、hidebound(極めて保守的な人)

「杓子定規」の意味をスッキリ理解!

杓子定規(しゃくしじょうぎ):全てのことがらを1つの標準や基準で処理しようとするような、融通の利かないやり方や態度

「杓子定規」の意味を詳しく


「杓子定規」とは、全てのことがらを1つの標準や基準で処理しようとする融通の利かないやり方や態度という意味を持つ四字熟語です。

「杓子」とは、ご飯をすくう際に使う「しゃもじ」のことを指します。

「しゃもじ」はまっすぐなものではないので、長さを計測したり、綺麗な線を引くための定規としては使うことができません。

 

つまり、杓子を定規として用いることは、間違った行為です。

間違った定規を頑なに使う態度から転じて、「杓子定規」は「全てのことがらを1つの標準や基準で処理しようとする融通の利かないやり方や態度」という意味を持つようになりました。

「杓子定規」の使い方

  1. 彼の杓子定規っぷりにははなはだ呆れている。
  2. 社長は昔の間違った考え方を持ち続ける杓子定規のような人間だ。
  3. 杓子定規では駄目だ。柔軟に考え方を変えていかないといけない。

上の例文から分かるように「杓子定規」が良い意味で使われることはほとんどありません。

「杓子定規」の類義語

「杓子定規」には以下のような類義語があります。

  • 四角四面(しかくしめん):物事を几帳面に考えすぎる真面目な人や、真面目すぎて融通が利かず面白みがない人のこと
  • 石部金吉(いしべきんきち):物難くて融通の利かない人のたとえ
  • 薑桂之性(きょうけいのせい):年をとって、さらに頑固になることのたとえ。
  • 刻舟求剣(こくしゅうきゅうけい):昔からの考えを引きずり、融通が利かないことのたとえ
  • 守株待兎(しゅしゅたいと):古いしきたりを守ることに囚われて、融通が利かないこと

「杓子定規」の対義語

「杓子定規」には以下のような対義語があります。

  • 融通無碍(ゆうずうむげ):何にもこだわらず、思考や行動が自由であること
  • 当意即妙(とういそくみょう):その場の状況に合わせて機転を利かせて対応すること
  • 臨機応変(りんきおうへん):時と場合に応じて適切に処理すること
  • 緩急剛柔(かんきゅうごうじゅう):状況に合わせて適切に処理すること
  • 当機立断(とうきりつだん):機会を捉えて、素早く決断すること

「杓子定規」の英語訳

「杓子定規」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • inflexible
    (柔軟性がない)
  • being a sticker for the rules
    (ルールに執着する人)
  • hidebound
    (極めて保守的な人)

まとめ

以上、この記事では「杓子定規」について解説しました。

読み方杓子定規(しゃくしじょうぎ)
意味全てのことがらを1つの標準や基準で処理しようとする融通の利かないやり方や態度
類義語四角四面、石部金吉、薑桂之性、刻舟求剣、守株待兎
対義語融通無碍、当意即妙、臨機応変、緩急剛柔、当機立断
英語訳inflexible(柔軟性がない)、being a sticker for the rules(ルールに終着する人)、hidebound(極めて保守的な人)

みなさんの周りには「杓子定規」な人はいますか。

「杓子定規」は例文で見たように良い意味では使われません。「杓子定規」にならないように気をつけましょう。