四字熟語「曖昧模糊(あいまいもこ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「曖昧模糊(あいまいもこ)」です。

曖昧模糊という漢字は読めても、書くことは難しいですよね。また、「曖昧」という部分から意味を想像することはできても、具体的にどのような場面で使えばいいのかわからない人は多いのではないでしょうか。

そこで、曖昧模糊の意味や使い方、類義語、対義語についてわかりやすく解説します。

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「曖昧模糊」の意味をスッキリ理解!

曖昧模糊:はっきりせず不明瞭な様子、ぼんやりしている様子

「曖昧模糊」の意味を詳しく

曖昧模糊は、はっきりせず不明瞭な様子、ぼんやりしている様子を指します。これは、ふたつの言葉を組み合わせてできた四字熟語です。

「曖昧」は、「暗くてはっきり見えない様子」を表します。「模糊」は、「本当はどういう形や姿であるか、はっきり分からない様子」を表します。

これらをつなげることで、「はっきりしない」ということを強調することができます。

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「曖昧模糊」の使い方

基本的には、文章などの書き言葉として使われるため、口語として使われることはほとんどありません。

  1. 授業中に教授に質問をしたが、曖昧模糊とした返答で、何が言いたいのかわからなかった。
  2. 計画に変更が重ねられ、当初の目的が曖昧模糊となってしまった。
  3. 世の中は曖昧模糊としたものばかりであるから、すべてを理解できる気になってはいけない。
①の例文では、教授がわかりやすい説明をせず、結局のところ満足のいく回答はもらえなかったことがわかります。

②の例文では、確固とした目的をもった計画のはずが、変更を加えるたびに違うものに変化し、目的がうやむやになってしまったことがわかります。

③の例文では、世界にはぼんやりとして、明確な答えがないものがたくさんあるということを表しています。

「曖昧模糊」の類義語

曖昧模糊には以下のような類義語があります。

  • 有耶無耶(うやむや):その事実があるのかないのか、はっきりしない状態や態度
  • 五里霧中(ごりむちゅう):迷って方針や見込みなどの立たないこと
  • 雲煙模糊(うんえんもこ):雲や霧がたちこめて、ぼんやりとした様子
  • 空空漠漠(くうくうばくばく):とりとめもなくぼんやりした様子
  • 渾渾沌沌(こんこんとんとん):物事の区別がはっきりしない様子

有耶無耶や、五里霧中は他の四字熟語に比べて身近かもしれません。

その他も、「模糊」という言葉を使ったり、同じ言葉を繰り返すことで、はっきりしない様子を強調しています。

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「曖昧模糊」の対義語

曖昧模糊には以下のような対義語があります。

  • 一目瞭然(いちもくりょうぜん):ただひとめ見ただけで、はっきりとわかること
  • 明明白白(めいめいはくはく):はっきりしていて疑う余地のないこと

「ぼんやりしていること」の反対は、「はっきりしていること」になります。

「曖昧模糊」の中国語訳

「曖昧模糊」を中国語に訳すと、次のような表現になります。

模棱两可mó léng liǎng kě
(どっちつかずな)
含糊不清hán hu bu qīng
(つかみどころのない)
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まとめ

以上、この記事では「曖昧模糊」について解説しました。

読み方 曖昧模糊(あいまいもこ)
意味 はっきりせず不明瞭な様子、ぼんやりしている様子
類義語 有耶無耶、雲煙模糊、空空漠漠、など
対義語 一目瞭然、明明白白など

英語などの他の言語に比べて、日本語は曖昧模糊とした表現が多いと言われています。

日本語独自の美しい言い回しはとても大事です。しかし、物事をを円滑に進めるためには、曖昧模糊とした伝え方を避けると良いですね。

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