四字熟語「愛別離苦(あいべつりく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「愛別離苦(あいべつりく)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「愛別離苦」の意味をスッキリ理解!

愛別離苦(あいべつりく):愛する人と別れる苦しみのこと

「愛別離苦」の意味を詳しく


「愛別離苦」とは、愛する人と生別(生き別れのこと)または死別する苦しみのことです。

肉親や恋人、友人など、愛する人すべての人との別れのつらさを意味します。

四字熟語は二字熟語から構成されることが多いですが、「愛別離苦」は「愛別離」と「苦」という区切れになります

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「愛別離苦」の使い方

  1. 人の人生には必ず愛別離苦がある。
  2. 愛別離苦の悲しさに打ちひしがれて、何かをする気力が起きない。
  3. 愛別離苦の苦しさを乗り越えて、人は強くなっていくので、頑張って前に進もう。
愛別離苦はプラスの意味で使われることはまずありません。しかし、③のように、励ましの言葉に繋げる形で使われることもあります。

「愛別離苦」の由来

「愛別離苦」の語源は、『大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)』にある一節で、仏教の言葉です。

仏教の言葉に「四苦八苦」というものがあります。この言葉は、「非常に苦しむこと」を意味する四字熟語ですが、「四苦」と「八苦」はそれぞれ異なる苦しみを意味します。

まず、「四苦」は以下の4つを指します。

  1. 生苦(しょうく)
  2. 老苦(ろうく)
  3. 病苦(びょうく)
  4. 死苦(しく)
①の「生苦」とは、生きる苦しみのことです。また、この世に生きていくことの苦しみのことを言います。

②の「老苦」とは、老いていく苦しみのことです。年をとるにつれて、体力は衰(おとろ)え、新しいことができなくなっていきます。人生の楽しみが、年を重ねていくごとに減るといっても過言ではありません。

 

そして、③の「病苦」とは、病の苦しみです。人の死因における病気の割合は9割と言われています。人に「死」を意識させるきっかけを与えてしまうのが、病なのです。

④の「死苦」とは、死の苦しみのことです。これは人生最悪の苦しみとも言えます。人は最後に必ず死が訪れます。自分がこの世に存在しなくなることを考えると恐ろしく、「何のために生きているのか」という疑問も生まれてきます。

 

続いて、「八苦」は、「四苦」に以下の4つを加えたものです。

  1. 愛別離苦
  2. 怨憎会苦(おんぞうえく)
  3. 求不得苦(ぐふとくく)
  4. 五蘊盛苦(ごうんじょうく)
怨憎会苦」は、憎んでいる人とも会わなければならない苦しみを意味し、「求不得苦」は求めても得ることができない苦しみを意味します。

そして、「五蘊盛苦」は肉体があるゆえの苦しみを意味します。

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「愛別離苦」の類義語

「愛別離苦」には以下のような類義語があります。

  • 会者定離(えしゃじょうり):出会った人とは必ず離れる時が来るということ
  • 生離死別(せいりしべつ):この世の非常に悲痛な別れのこと
  • 牽衣頓足(けんいちんそく):非常につらい別れを惜しむこと

「愛別離苦」の対義語

「愛別離苦」には以下のような対義語があります。

  • 怨憎会苦(おんぞうえく):憎んでいる者にも会わなければいけない苦しみのこと
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「愛別離苦」の英語訳

「愛別離苦」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • the pain of separation from loved ones
    (愛する者との別れの苦しみ)

まとめ

以上、この記事では「愛別離苦」について解説しました。

読み方 愛別離苦(あいべつりく)
意味 愛する人と別れる苦しみのこと
由来 仏教の「四苦八苦」の八苦に含まれる苦しみの一つ
類義語 会者定離、生離死別、牽衣頓足など
対義語 怨憎会苦
英語訳 the pain of separation from loved ones(愛する者との別れの苦しみ)

愛する人との別れは、非常に苦しいですが、人生において避けては通れない道です。

「愛別離苦」を克服し乗り越えるのには時間を要しますが、一歩ずつ前に進んで行くことが大切です。

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