四字熟語「怨憎会苦(おんぞうえく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「怨憎会苦(おんぞうえく)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「怨憎会苦」の意味をスッキリ理解!

怨憎会苦(おんぞうえく):うらみ憎む人に出会う苦しみ。

「怨憎会苦」の意味を詳しく

怨憎会苦は、「うらみ憎む人に出会う苦しみ」を意味します。この四字熟語は仏教用語で、現在でも仏教に関する文脈で用いられることがほとんどです。

この四字熟語の意味は、「怨憎会」と「苦」という二つの部分に分けることで理解しやすくなります。「怨憎会」とは「怨み(うらみ)憎む人に会うこと」を意味します。

先に説明したように、怨憎会苦は、「怨み憎む人に会う」という「苦しみ」を意味しています。つまり、先にくる「怨憎会」という部分が、後にくる「苦」という部分を修飾している関係なのです。

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「怨憎会苦」の使い方

  1. 同僚と怨憎会苦の状態であっても、仕事に支障をきたすわけにはいかない。
  2. 彼女たちは、怨憎会苦を超えて協力しあうことを誓った。
  3. 怨憎会苦の試練を乗り越えるには、相手のことを気にしすぎないのもひとつの手である。

「怨憎会苦」の由来

怨憎会苦は、仏教における苦しみの分類のひとつです。仏教では、苦しみは八つの種類に分けられます。

まずはじめの四つは、人生において必ず起こる根本的な苦しみです。これらは「生きること」「老いること」「病気になること」「死ぬという恐怖」であるとされています。

これら四つに加えて苦しみだと考えられるもののひとつが、「怨憎会苦」なのです。ちなみに、八つ全ての苦しみを合わせたものを指すのが「四苦八苦」という四字熟語です。

怨憎会苦は、仏教の経典である『法華経譬喩品(ほけきょうひゆほん)』や『北本涅槃経(ほくほんねはんぎょう)』に実際に登場します。

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「怨憎会苦」の類義語

怨憎会苦には以下のような類義語があります。

  • 愛別離苦(あいべつりく):愛する人と離れる苦しみ。
  • 求不得苦(ぐふとくく):欲しいものが手に入らない苦しみ。
  • 五蘊盛苦(ごうんじょうく):心や身体が思い通りにならない苦しみ。

これら三つの四字熟語は、「四苦八苦」のうちのひとつです。仏教では、怨憎会苦と並んで、生きるうえで必ず起こる苦しみだと考えられています。

「怨憎会苦」の英語訳

怨憎会苦を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • the pain of meeting people one dislikes
    (嫌っている人に会う苦しみ)
  • pain of meeting hateful person
    (不愉快な人に会う苦しみ)
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まとめ

以上、この記事では「怨憎会苦」について解説しました。

読み方 怨憎会苦(おんぞうえく)
意味 うらみ憎む人に出会う苦しみ。
由来 仏教における苦しみの分類のひとつ。
類義語 愛別離苦、求不得苦、五蘊盛苦
英語訳 the pain of meeting people one dislikes(嫌っている人に会う苦しみ)など

「怨憎会苦」は、現在でも仏教の用語としての意味合いが強い四字熟語です。教養のひとつとして、知っておくようにしましょう。

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