故事成語「助長(じょちょう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「助長」です。

「助長」の意味、例文、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「助長」の意味をスッキリ理解!

助長(じょちょう):不必要な力添えをしてかえって害すること

「助長」の意味を詳しく

「助長」とは、不必要な力添えをしてかえって害することです。

また、「力を添えてある物事の成長や発展を助けたり、ある傾向をより著しくさせること」を意味することもあります。

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「助長」の例文

  1. 君の発言は社員のさぼりを助長させているから、言葉には気を付けてほしい。
  2. アメリカ大統領のあの発言はテロを減らすどころか助長させてしまうものだ。
  3. あの発言は障がい者への差別を助長させてしまうものである。今すぐ撤回してほしい。

「助長」の由来

「助長」の出典は『孟子(もうし)』の「公孫丑(こうそんちゅう)・上」という章です。

この章の中に「今日病(つか)れたり。予(よ)苗(なえ)を助けて長ぜしむ」という言葉が出てきます。

この言葉は「今日は疲れたよ。私は苗をひっぱって生長するのを助けてやったんだよ」という意味を表しています。

詳しく見ていきましょう。

 

中国の戦国時代に、孟子という人物がいました。

彼はあるとき、弟子に、ゆったりとした精神を育てるためには心の成長にしたがって育てていくべきである、ということを教えようと思いました。

そして、「宋(そう)の国の農夫が苗の生長が遅いのを待ちきれず、茎をひっぱって伸ばしたために、苗はみんな枯れてしまった」というたとえ話をしました。

これが「助長」の由来になっています。

『孟子』

『孟子』とは中国の戦国時代の思想家である孟子の逸話や問答についてまとめた書物です。

儒教でもっとも大切にされている「四書(ししょ)」のひとつになっています。

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「助長」の類義語

「助長」には以下のような類義語があります。

  • 荷担(かたん)

「助長」の英語訳

「助長」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • promote
    (促進する)
  • encourage
    (促す)
  • aggravate
    (悪化させる)
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まとめ

以上、この記事では「助長」について解説しました。

読み方 助長(じょちょう)
意味 不必要な力添えをしてかえって害すること
由来 『孟子』の「今日病れたり。予苗を助けて長ぜしむ」という言葉から
類義語 荷担
英語訳 promote
(促進する)

「助長」はとても有名な故事成語なので聞いたことがあるという人も多かったのではないでしょうか。

むしろ、これが故事成語だということに驚いた人もいると思います。

積極的に使っていきたいですね。

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