「全日(ぜんじつ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「全日(ぜんじつ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「全日」の意味をスッキリ理解!

全日(ぜんじつ):全ての日、一日中

「全日」の意味を詳しく

「全日」とは、全ての日のことや、一日中のことです。

読み方は「ぜんじつ」であり、「ぜんにち」と読むのは間違いです。

 

「全日」の指す期間の範囲は2種類あります。

一つめは、「期間内のすべての日」という意味です。この場合、「すべての日」という意味で「全日」と表現されます。

二つめは、「その日一日中」という意味です。この場合「その日すべて」という意味で「全日」と表現されます。

複数の日程に渡るのか、一日限りを指しているのかによって意味が変わるため注意しましょう。

「全日」の使い方

  1. 月曜日から木曜日まで、全日試合が行われる。
  2. その日は全日空いています。

上記の例文のように、「全日」は日程に関わる文章でよく使われます。

①の例文では、「月曜日から木曜日すべての日」という意味で「全日」が使われています。「月曜日から木曜日まで」と複数の日にまたいだ期間が提示されているため、それらすべてを含む4日間を指すことがわかります。

その一方で、②の例文の場合には、「その日一日中」という意味になります。「その日は」と、特定の1日だけを指しているため、「その日」の中のすべての時間帯、というニュアンスになります。

このように、文脈によって「全日」の示す範囲は簡単に見分けがつきます。

「全日」の類義語

全日には以下のような類義語があります。

  • 終日:朝から晩まで
  • 四六時中:一日中

「終日」は朝から晩まで、だいたい一日中のことです。

ほとんど「全日」と同じ意味で使われますが、「全日」がまる一日中を指すのに対し、「終日」は外が明るく一般的に人が活動している時間帯すべて、営業時間内すべてを指す場合が多いです。

電車やバスなどの運行予定でよく使われる「終日運転」は、その日の間、もともとの時刻表で定めている通りすべての電車・バスが運行するという意味です。必ずしも0時から24時まですべての時間で運転しているという意味になるわけではありません。

 

「四六時中」は、一日中のことを指します。

昔は、一日の時間を大きく分けて二つ、細かく分けて六つで表現していました。それらの分けた時間すべてを指して「二六時中」と表現していたのです。

それを現在の24時間制の表現に変えたのが「四六時中」です。「二六時中」の意味を引き継ぎ、「一日中すべての時間」という意味で使われます。

「一日中」だけでなく、「いつも」「常に」という意味にもなります。

 

以下の表は、「全日」「終日」「四六時中」がそれぞれ使用できる期間の違いをまとめたものです。

期間毎日期間内のすべての日一日中日中のみ
全日
終日××
四六時中×

 

「全日」の英語訳

全日を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • all days
    (すべての日)
  • entire day
    (一日中)

“all days” は、「すべての日」という意味の英語表現です。daysの部分を単数にして “all day” またはlongを加えて “all day long” とすると、「一日中」という意味にもなります。

“entire day” も、「一日中」を表現できる英語表現です。「まる一日」という意味ではありますが、「終日」に近いニュアンスで使われることもあります。

まとめ

以上、この記事では「全日」について解説しました。

読み方全日(ぜんじつ)
意味全ての日、一日中
類義語終日、四六時中
英語訳all days(すべての日)

「全日」は「終日」と混同しやすい言葉ですが、他者と予定を合わせる場合など、さまざまな場面で使われます。「終日」との違いも含めてしっかりと意味を覚えましょう。