「戯言(たわごと、ざれごと、ぎげん)」とは?意味や使い方を解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「戯言(たわごと、ざれごと、ぎげん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「戯言」の意味をスッキリ理解!

戯言(たわごと、ざれごと、ぎげん):ふざけた話、冗談

「戯言」の意味を詳しく

「戯言」は「ふざけた話」と「冗談」の二つの意味を持ちます。読み方によってどちらの意味を表すか変わります。

少しややこしいですが、以下で二つの意味について詳しく解説します。

「ふざけた話」の意味を詳しく解説

「ふざけた話」を意味する場合、「戯言(たわごと)」と読みます。

「いい加減で面白くもない話」「何の意味もない話」というニュアンスを持ちます。

「戯」を「たわむれる」と訓読みする際は、「愚か者、ふざけること」という意味です。「戯言(たわごと)」も同じニュアンスです。

「冗談」の意味を詳しく解説

「冗談」を意味する場合、「戯言(ざれごと、ぎげん)」と読みます。「戯言(ざれごと)」は「戯れ言」と表記する場合があります。

「冗談」は「遊びでいう言葉」という意味です。面白くするために言うというニュアンスを持っています。

「戯」を「ぎ」と音読みする単語には、脚本の台本を意味する「戯曲」や楽しんで遊ぶことを意味する「遊戯」があります。「戯言(ざれごと、ぎげん)」も楽しむニュアンスを持ちます。

「戯言」の使い方

  1. 毎日家で仕事できたらいいなだと?サラリーマンが出社しない話があるか、戯言(たわごと)はよせ。
  2. 僕の使う言葉は、全て戯言(ざれごと)だよ。
  3. おじいちゃんは八十歳を過ぎてから、誰にも理解できない戯言(たわごと)をつぶやくようになった。
  4. 愛される技術ばかり身に付けようとして、愛する技術をおろそかにしている。戯言(ざれごと)だけどね。

上記の例文のように、「戯言」は会話の流れで使用されることが多いです。

 

①の「戯言(たわごと)」は「ふざけた話」という意味で使われています。あきれ返った様子を表現しています。

②は「冗談」という意味で「戯言(ざれごと)」が使われています。面白さ以外に意味のない言葉だというニュアンスです。

③は「何の意味もない話」という意味で「戯言(たわごと)」が使われています。ぼけが始まったことを表しています。

④の「戯言(ざれごと)」は「冗談」という意味で使われています。

「戯言」の類義語

「戯言」には以下のような類義語があります。

  • 寝言:訳のわからない言葉、ばかばかしい言い分
    「戯言(たわごと)」の「ふざけた話」とほとんど同じ意味です。
  • 空言(くうげん、そらごと):実行できない無駄な言葉、うそ
    「くうげん」と読むと「実行できない無駄な言葉」、「そらごと」と読むと「うそ」の意味になります。
  • 痴(し)れ言:取るに足らないばかげた言葉
    「戯言(たわごと)」の「ふざけた話」とほとんど同じ意味です。
  • うわ言:病気で熱の高いときなどに無意識のうちに口走る言葉
  • 諧謔(かいぎゃく):おどけておかしみのある言葉
    「戯言(ざれごと)」より面白く気の利いた言葉というニュアンスが強いです。

「戯言」の英語訳

「戯言」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • joke
    (冗談)
  • kidding
    (冗談)
  • nonsense
    (無意味な言葉)

まとめ

以上、この記事では「戯言」について解説しました。

読み方戯言(たわごと、ざれごと、ぎげん)
意味ふざけた話、冗談
類義語寝言、空言、痴れ言葉など
英語訳joke、kidding、nonsenseなど

「戯言」は読み方によって二通りの意味を持ちます。どちらの意味も似ており、文脈による推測も難しいでしょう。

ただ、「戯言」の指す言葉に面白みが含まれているかどうかで区別できます。覚えておきましょう。