四字熟語「用意周到」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「用意周到(よういしゅうとう)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「用意周到」の意味をスッキリ理解!

用意周到(よういしゅうとう):隅々まで行き届いて準備がぬかりないこと

「用意周到」の意味を詳しく

「用意周到」は、隅々まで行き届いて準備がぬかりないことです。準備をおこたりなく行うことや、不備なく用意することを表します。

「用意周到」の「到」を「倒」と書き間違えないようにしましょう。

「用意周到」の使い方

  1. 彼は、帰りのことまで考えて行きの荷物を準備する用意周到な人だ。
  2. あらゆるトラブルを予測した上で、用意周到な計画を立てる。
  3. 私は几帳面なので、用意周到に物事をすすめないと気が済まない。

「用意周到に~」「用意周到な~」という風に、形容詞的に用います。

「用意周到」の由来

「用意周到」の「用意」は、支度(したく)や準備のことで、「周到」は手抜かりがないことを意味します。

「用意周到」の類義語

「用意周到」には以下のような類義語があります。

  • 準備万端:万全の用意ができている状態
  • 万全の備え:漏れがなく行われた事前準備のこと
  • 用心には網を張れ:用心を十二分にすること
  • 石橋を叩いて渡る:用心を重ねて物事を慎重に行うこと
  • 濡れぬ先の傘:失敗しないように前もって準備すること
  • 良いうちから養生:日ごろから用心すれば、失敗しないですむということ
  • 備えあれば憂(うれ)いなし:前もって準備しておけば、いざというとき安心だということ
  • 用意万端:必要なものをそろえておくこと

「備えあれば憂いなし」の「憂い」は、「不安に思うこと」です。中国宋(そう)代の古典『書経(しょきょう)』に記載されている、「日頃から準備万端であれば心配することはない」という一文が由来となっています。

「濡れぬ先の傘」は、「降らぬ先の傘」とも言います。「雨が降る前に傘を準備すること」で、失敗しないように支度することを意味しています。

「用心には網を張れ」は、用心の下にさらに網を張るという、二重の用心を指した言葉です。

「用意周到」の対義語

「用意周到」には以下のような対義語があります。

  • 無計画:はっきりした見通しを立てないこと
  • 渇(かっ)して井を穿(うが)つ:必要を迫られてから、慌てて準備をしても間に合わないこと
  • 盗人を見て縄を綯(な)う:事が起こってから慌てて準備を始めること

「渇して井を穿つ」は「喉が渇いてから井戸を掘ること」で、「日頃の準備を怠ると手遅れになる」ということを表します。

「用意周到」の英語訳

「用意周到」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • thoroughly prepare
    (徹底的に準備する)
  • cautious with
    (用心深い、慎重)
  • careful
    (注意深い)

以下で例文をご紹介します。

  1. I thoroughly prepared the document.(私はその資料の準備を徹底的に行った)
  2. He is excessively cautious with everything.(彼は全てのことに置いて用心深い)
  3. My grandmother think a great deal the state of being careful.(私の祖母は注意深くする姿勢を重んじている)

まとめ

以上、この記事では「用意周到」について解説しました。

読み方用意周到(よういしゅうとう)
意味隅々まで行き届いて準備がぬかりないこと
語源支度や準備を示す「用意」、手抜かりがないことを示す「周到」より
類義語準備万端、万全の備え、用心には網を張れなど
対義語無計画、渇して井を穿つ、盗人を見て縄を綯うなど
英語訳thoroughly prepare(徹底的に準備する)、cautious with(用心深い、慎重)、careful(注意深い)

「用意周到」は、日常的に用いられる言葉です。正しい意味を改めて確認しましょう。