ネット用語「網紅」の意味と使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ネット用語の「網紅(ワンホン)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語についてわかりやすく解説します。

網紅」の意味をスッキリ理解!

網紅(ワンホン):中国のネットインフルエンサー

日本のニュースなどでは「中国版YouTuber」などと報道されます。大方間違っていないのですが、微妙な違いもあるのでそれも含めて解説します。

「網紅」の意味を詳しく

「網紅」とは、中国のネットインフルエンサーです。インフルエンサーとはSNSのフォロワーが多いなどの理由で、世間へ大きな影響を与えられる人のことです。

中国ではグレート・ファイアウォールという機関により、国内のインターネットが検閲されています。そのため、TwitterやYouTubeといったサービスが利用できません。

その代わりとしてWeiboやBaiduといった独自のSNSが発達しているのです。網紅とは、それらのSNS全体におけるインフルエンサーを指します。YouTuberと違って、特定のサイトに限定しているわけではないという点に注意しましょう。

「網紅」の使い方

網紅はさまざまな活動をしています。例文と一緒にその活動内容を解説します。

  1. 休憩時間に網紅の動画を観る。
  2. モデル系網紅の写真を参考に服を選ぶ。
  3. 企業が網紅に自社製品のPRを依頼した。

①の例文では、ネタ動画などの娯楽系の投稿をメインにする網紅を指しています。代表的な人ではpapi酱さんなどがいます。

②の例文ではモデル系網紅を扱っています。张大奕さんはSNSを通じて、ファッションやメイクの紹介をしています。

③網紅は企業からお金を貰い、商品を紹介することもあります。網紅が紹介した商品は売り上げが伸びるなど、多大なる影響力を持っているのです。

「網紅」の由来

網紅とは、「インターネット」という意味の中国語「網」(wang)と「人気者」を表す中国語「紅」(hong)が合わさった言葉です。つまり、直訳すると「インターネットの人気者」となります。

インターネットという網の中で、赤色の点が光っているようなイメージですね。

「網紅」の類義語

網紅には以下のような類義語があります。

  • KOL:専門知識を持ったインフルエンサー。Key Opinion Leaderのこと。
  • KOC:口コミなどを投稿する一般のネットユーザー。Key Opinion Customerのこと。
  • オピニオンリーダー:世論形成者
  • インフルエンサー:世間に影響力を持つ人
  • アンバサダー:製品を世間に紹介する人。影響力は関係ない。
  • エバンジェリスト:専門知識を駆使して、製品を広める人。
KOLやKOCといったアルファベットが出てきました。いずれも網紅同様に現代のキーワードであるので解説します。

まず、KOLというのは特定の分野の専門知識を持った人達のことを指します。専門性を持つために、信頼を得やすいという特徴があります。また、この中には網紅ではない、文化人の方なども含むという点が重要です。

次に、KOCというのは、商品の口コミを投稿する一般人のことです。企業との提携や責任を伴わない分、よりリアルな意見がわかるという特徴があります。

網紅も含め、これらのインフルエンサーの多くは企業から広告料を貰って活動をしています。ネットビジネスの発展に伴ってこれらの職業も多様化しているのでしょう。

まとめ

以上、この記事では「網紅」について解説しました。

読み方ワンホン
意味中国のネットインフルエンサー
由来「ネットの人気者」を表す中国語
類義語KOL、KOC、オピニオンリーダーなど

日本に住んでいるとあまり聞きなれない言葉ですが、世界一の人口を持つ中国で1つの文化を築いている存在でもあります。Weiboなどのサイトは日本でもアクセスできるのでぜひチェックしてみてください。