「チュートリアル」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉はカタカナ語の「チュートリアル」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語について分かりやすく解説します。

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「チュートリアル」の意味をスッキリ理解!

チュートリアル(tutorial):個別指導のような教育方法のこと。

「チュートリアル」の意味を詳しく

チュートリアルとは、少数、もしくは個別に指導を行うような教育手法のことを指します。例えば、一対一で行われる家庭教師の指導をチュートリアルと表現できます。

そして、この意味が転じて「物事を一から丁寧に解説し、教育する物体やプログラム」という意味合いを持つようになりました。解説には、プログラムなどを扱うために必要である基礎的な手順や操作の情報が含まれます。

 

例えば、ギターの弦を張り替える方法を解説している動画や料理の手順を説明している動画は、チュートリアル動画と表現することができます。このように、その手順や解説を見ることで基本的な動作や使い方を学べるものをチュートリアルと呼びます。

テクノロジーの発達によって誰でも動画を編集し、投稿できるようになったので、需要の高いチュートリアル動画は、多くのクリエイターによって投稿される動画の一つです。

そして、チュートリアルは分野によってさまざまな意味合いを持つ言葉なので、それらを解説します。

IT

IT の分野におけるチュートリアルの意味は、機械の本体やソフトウェアの使い方を習得するための教材です。例えば、写真を編集できるソフトウェアを初めて起動した時、操作方法を解説するためにサンプルの写真を編集するという手順があることがあります。

このように、ユーザーがいち早くソフトウェアや機械を使いこなせるようになるためにチュートリアルがあるのです。昔は紙媒体の文書の解説書が付随していることが多かったのですが、近年では動画や画面上でユーザーが解説と一緒になって操作できるように工夫がされています。

ゲーム

ゲームの分野におけるチュートリアルの意味は、ゲームの序盤に必ず行われる、ゲームの基本操作を解説する部分のことです。ゲームのチュートリアルでは必ずユーザーが一緒に操作ができる仕様になっているので、ユーザーがゲームの世界にスムーズに入り込むことができます。

携帯アプリのゲームの多くはチュートリアルから始まり、チュートリアルを最後までやるとボーナスでアイテムなどの特典がもらえるような仕組みになっています。

芸能

芸能の分野におけるチュートリアルは、ある二人組のお笑い芸能人のことを指します。そのコンビ芸人のそれぞれの名前は、徳井 義実(とくい よしみ)と福田 充徳(ふくだ みつのり)です。二人はよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属していて、2016年には M1 グランプリで優勝しました。

ちなみに、コンビ名は二人が高校時代から通っている河合塾で週に一度行われた「チュートリアル」という名前のホームルームから名付けました。

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「チュートリアル」の使い方

  1. アメリカの高校ではチュートリアルの時間に、個別で先生に質問をすることができる。
  2. チュートリアル機能が充実していたので、初めてコンピュータを扱う祖父でも簡単に操作を行うことができた。
  3. チュートリアルを終えて、本格的にゲームを始められることにワクワクしている。
  4. お笑い芸能人の中で一番好きなのは、チュートリアルだ。

①の例文は個別指導をするという意味で用いられています。補足で説明すると、アメリカの高校にはチュートリアルの時間が設けられていることが多く、その時間を活用して、生徒たちはわからないところを先生に質問したり生徒同士で集まって勉強会を行なっています。

②は IT の分野での意味で用いられています。③はゲームの分野での意味で用いられています。④は特定の芸能人を指しています。

これらの例文を見てわかるように、チュートリアルは名詞なので、「チュートリアルな〇〇だ」のように形容詞として用いるのは間違いです。

「チュートリアル」の語源

チュートリアルの語源は、ラテン語で tūtōrius です。tūtōrius は「保護者」という意味を持ちます。

この単語はもともと英語圏で使われていた言葉で、日本でも使われるようになりました。日本での使われ方と、英語圏での使われ方に違いはあまりありません。

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「チュートリアル」の類義語

「チュートリアル」には以下の類義語があります。

  • マニュアル:取扱説明書
  • レクチャー:講義や講演のこと。また、説明をすること。

マニュアルとチュートリアルは解説するという意味で共通しています。しかし、その解説方法に違いがあります。マニュアルは主に、機械や道具などの扱い方を説明する文書や、業務や作業の手順を記載したものを指します。このように、ユーザーが必要な情報を自ら読んで学ぶものをマニュアル、ユーザーに解説を通して学ばせる意味合いが強いものをチュートリアルと表します。

レクチャーとチュートリアルは教えるという意味で共通しています。しかし、教える内容に違いがあります。レクチャーは、より詳しく説明したり、具体的な指導をすることを指します。対象人数が多くとも、詳細に解説したり講義したりすることをレクチャー、少数に対して基本的な操作などを指導することをチュートリアルと表します。

 

そして、よく似ている言葉にチューターがあります。チューターとは英語で tutor とつづり、「家庭教師」や「助手」という意味を持ちます。学校の教師や教授ではなく、予備校や塾、あるいは教授の助手として生徒をサポートする立場の人を表すこともあります。

動詞としては、「(指導教員として)〜教える」という意味も持ちます。

また、チューターに似ている言葉に、インストラクターがあります。インストラクターは「指導員」という意味をもち、基本的な部分だけでなく、技術的な事柄も指導してくれる存在です。

まとめ

以上、この記事では「チュートリアル」について解説しました。

読み方 チュートリアル(tutorial)
意味 個別指導のような教育方法のこと。
語源 ラテン語の tūtōrius
類義語 マニュアルやレクチャー

高齢社会化が進む日本では、テクノロジーにあまり慣れ親しまない年代の人が大勢います。その中で、機械やソフトウェアの「チュートリアル」は高齢者などのユーザーにもやさしい機能でしょう。このように、幅広い年代の人を対象にものづくりを行う必要があります。そして、消費者だけでなく、さまざまな相手のことを考えられる人になれると良いですね。

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