マニュアルの意味とは?制作方法や車での意味を徹底解説!

言葉

マニュアルとは「➀機械や器具などの取り扱い説明書➁操作が手動であること」という意味です。

日常生活やビジネスの場面でもよく使われる言葉ですが、医療や車での専門的な意味は知らない人も多いでしょう。

この記事では、分野ごとの複数の意味も詳しく解説します。

「マニュアル」の意味

マニュアル

機械や器具などの取り扱い説明書
例:マニュアルを見れば手順がわかります。

操作が手動であること
例:我が家はマニュアル車です。

それぞれの意味を詳しく解説します。

意味➀:機械や器具などの取り扱い説明書

マニュアルは「機械や器具などの取り扱い説明書」という意味の言葉です。

機械や道具、アプリケーションなどの取扱説明書や作業手順書を表します。

取扱説明書・作業手順書の意味
  • 取扱説明書
    初めて使う人にもわかるように使い方を記した文書
  • 作業手順書
    作業や仕事の進め方を順序立てて解説した文書

意味➁:操作が手動であること

マニュアルは「操作が手動であること」という意味の言葉です。

この意味で使われる意味は、マニュアル車という車の種類を表す際に使われることがほとんどです。

マニュアル車とは、ギアチェンジを手動で行う車のことです。

マニュアル車にはアクセルとブレーキの他に「クラッチ」という操作箇所が足元にあり、クラッチを用いてギアを変えていきます。


[出典:Trend News Now]

上の画像では左から、クラッチ、ブレーキ、アクセルになります。

クラッチを踏み切っていると車は動かず、クラッチを少しずつ離すことによってギアとエンジンが繋がり、車が動く仕組みです。

「マニュアル」の使い方


マニュアルは、「機械の取り扱い説明書」と「操作が手動であること」という意味で使われます。

文脈によって意味の使い分けが必要です。

  1. 機械の説明はすべてマニュアルに記載してあります。
  2. マニュアルが専門用語ばかりでまったく役に立たない。
  3. マニュアル車の免許を持っておいてよかったと心から思う。

➀と➁のマニュアルは「機械や器具などの取り扱い説明書という意味で使われています。

➂のマニュアルは「操作が手動であること」という意味で使われています。

「マニュアル」の語源

マニュアルの語源はラテン語の “manus” と“-allis” です。

“manus” と“-allis” の意味
  • manus
  • allis
    単語を名詞や形容詞にする働きを持つ言葉

この2つの言葉から英単語の “manual” が生まれました。

英単語 “manual” は、カタカナ語のマニュアルと同じ意味があります。

“manus” が語源の英単語

“manus”が語源になっている英単語が “manual” 以外にも複数存在します。

たとえば “manner” (作法)や “manufacture” (製造)などが同じ語源を持つ単語です。

上記を見てわかるように、“man-” がつく英単語は「手」に関連する意味を持つことが多いです。

「マニュアル」の種類


マニュアルには以下のようにさまざまな種類のものがあります。

  • 規範マニュアル
    企業が内部統制を行うための行動規範などが書かれたマニュアル
  • 危機管理マニュアル
    危機的状況に陥った場合の対処法が書かれたマニュアル
  • 業務マニュアル
    複数の部署で行われる業務を円滑に行うためのマニュアル
  • ユーザーズマニュアル
    機械などを使いこなすためのマニュアル
  • 教育訓練マニュアル
    指導者が人材育成を行うためのマニュアル
  • 操作マニュアル
    業務システムなど操作する際の手順を中心に記されたマニュアル
ユーザーズマニュアルとは

ユーザーズマニュアルは、その名の通り「ユーザーのためのマニュアル」という意味です。

ユーザーズマニュアルは、取扱説明書と言われることもあります。

「マニュアル」の類義語

マニュアルには以下のような類義語があります。

  • 手引書
    案内書や入門書
  • 取扱説明書
    機械や道具などの使い方を教えるための文書
  • ガイドブック
    イベントや施設などの案内書や小冊子
  • MT車
    ギアチェンジを手動で行う車
  • マニュアルトランスミッション車
    ギアチェンジを手動で行う車
  • 手順書
    ある操作や組み立てなどの手順が記載されているもの
  • ユーザーガイド
    機械装置や道具などの使用方法を図と文章を使って解説した資料

「マニュアル」と「手順書」の違い

マニュアルと手順書には、以下のような違いがあります。

  • マニュアル
    大きな単位の業務関する内容をまとめた資料
  • 手順書
    細かい作業の確認のために日常的に閲覧する資料

つまり、マニュアルは業務についての大まかな説明をするもので、手順書はより細かな作業手順を記したものなのです。

「マニュアル」の対義語

マニュアルには以下のような対義語があります。

  • オートマチック
    自動的
  • AT車
    ギアチェンジを自動で行う車
  • オートマチックトランスミッション車
    ギアチェンジを自動で行う車

マニュアル車という意味で使われるマニュアルの対義語がオートマチックです。

マニュアル車よりも人間の細かい操作を必要としない点で「自動的」という言葉が使われて「オートマチック車」と呼ばれます。

「マニュアル」の関連語


マニュアルには以下のような関連語があります。

  • マニュアル人間
    マニュアルに沿った動きしかできない人間のこと
  • マニュアル本
    ある状況下における対応をまとめた書籍のジャンル

マニュアル人間とは、マニュアルに沿った動きは得意ですが、想定外のことに対して臨機応変に対処することは苦手な人のことです。

マニュアル本の別名

マニュアル本は、別名「ハウツー本」「ハウトゥー本」などと呼ばれます。

「マニュアル」を作成するメリット


マニュアル化することによって、以下のようなメリットを得られます。

  • 業務の標準化
  • 業務の効率化

メリット➀:業務の標準化

マニュアルを作成するメリットのひとつは、業務内容や必要な手順を明確に示すことで、その手法をひとつに定めることができることです。

業務を行う人によって手順や手法が変わってしまうと、製品の質や内容まで変わってしまう可能性があります。

そこで、マニュアルを作って業務を標準化することによって、品質を一定に保つことができるのです。

メリット➁:業務の効率化

マニュアルを作成することのメリットふたつめは、業務の効率化が図れることです。

作業手順がいつでも個人で確認できるマニュアルがあるため、いちいち上司や先輩に聞く労力を省くことができます。

そして、それまでの最適な手順を示すことで、社員一人一人が試行錯誤する時間も減らすことができるのです。

「マニュアル」のまとめ

以上、この記事ではマニュアルについて解説しました。

英語表記マニュアル(manual)
意味➀機械や器具などの取り扱い説明書➁操作が手動であること
語源ラテン語の “manus” と“-allis”
類義語手引書
取扱説明書など
対義語オートマチック

マニュアルは身近な言葉ですが、意外と知らないことも多かったのではないでしょうか。

この機会にマスターして使いこなせるようにしておきましょう!

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LEON
LEON
年間100冊読む本の虫。InstagramよりTwitter派。 大学でも、精神分析を学びながら文章の書き方を日々勉強しています。 「言葉」と「心理学用語」の執筆が得意です。