四字熟語「天真爛漫(てんしんらんまん)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「天真爛漫(てんしんらんまん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「天真爛漫」の意味をスッキリ理解!

天真爛漫(てんしんらんまん):純粋かつ無邪気であり、ありのままの自分でいること。

「天真爛漫」の意味を詳しく


「天真爛漫」は「純粋かつ無邪気であり、ありのままの自分でいること」という意味です。

「天真爛漫」は「天真」と「爛漫」の2つの熟語から成り立っています。

それぞれの熟語の意味は以下のとおりです。

「天真爛漫」の漢字の意味
  • 天真
    素直で無邪気な性格をしていて、純粋であること
  • 爛漫
    ありのままの姿で生き生きとしていること

「天真爛漫」の使い方

「天真爛漫」は、人物の性格や様子を表す言葉です。

そのため、「天真爛漫としている」「天真爛漫な〇〇」といったかたちで使われることが多いです。

この点を踏まえて、「天真爛漫」を使った例文を紹介します。

「天真爛漫」の例文
  • 近所に住んでいる天真爛漫な女の子は、とても可愛らしい。
  • 天真爛漫な性格からか、彼女はモテる。
  • 彼女の天真爛漫な性格が災いし、取引先を怒らせてしまった。

❶、❷の例文のように、「天真爛漫」はポジティブな意味で使われることが多いです。

特に子どもに対して「天真爛漫」と言う場合は、間違いなくポジティブな意味です。

しかし、❸の例文のように、社会人に対して使われる場合は、「世間知らずで配慮にかけている」というネガティブな意味を持つ場合もあります。

「天真爛漫」の由来

「天真爛漫」の由来は中国の随筆『輟耕録(てっこうろく)』に書かれている以下のような文章です。

「嘗自写一幅。長丈余、高可五寸許。天真爛漫、超出物表」

(かつて私は幅3m、縦15cmほどの花の絵を描いた。これは天真爛漫ですばらしい仕上がりだった)

「天真爛漫」は自分の作品を称賛する時に使われた言葉が由来なのです。

『輟耕録(てっこうろく)』

1366年に中国で書かれた随筆作品。

中国の元の時代のさまざまな出来事を記している作品です。

「天真爛漫」の類義語

「天真爛漫」には以下のような類義語があります。

なお、「天衣無縫」は「完全で美しいこと」を表す場合もあります。

「天衣無縫」の対義語

「天衣無縫」には以下のような対義語があります。

  • 奸佞邪知(かんねいじゃち):心が曲がっていて悪知恵が働き、人にこびへつらうこと
  • 狡猾老獪(こうかつろうかい):経験豊富で賢いこと

「天真爛漫」の英語訳

「天真爛漫」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • artlessness
    (無邪気で、かつ素朴であること)
  • naturalness
    (素直で自然であること)
  • simple and innocent
    (無邪気であること)
  • harmless
    (無害であること)
  • childlike
    (子供らしく無邪気であること)

“artlessness” はあらたまった場面や文章で使います。

カジュアルな場面では “naturalness” や “simple and innocent” を使いましょう。

まとめ

以上、この記事では「天真爛漫」について解説しました。

読み方天真爛漫(てんしんらんまん)
意味純粋かつ無邪気であり、ありのままの自分でいること。
類義語天衣無縫、純粋無垢、純真無垢
対義語奸佞邪知、狡猾老獪
英語訳simple and innocent(無邪気であること)など

気取らずに「天真爛漫」とした自分になれば、リラックスできますね。

また、周囲の人を惹きつける魅力にもなるのです。