「畳の上の水練」の意味とは?使い方から英語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

☆「畳の上の水練」をざっくり言うと……

読み方畳の上に水練(たたみのうえのすいれん)
意味理論や方法を知っているだけで、実際の役には立たないこと
由来いくら畳の上で水泳の練習をしても、水の中で泳げるようになるとは限らない
類義語絵に描いた餅、机上の空論、炬燵水練、鞍掛け馬の稽古、素引きの精兵など
英語訳Experience without learning is better than learning without experience.(学問のない経験は、経験のない学問に勝る)
practicing swimming on land.(陸上での水泳の練習)
A mere scholar, a mere ass.(論語読みの論語知らず)

「畳の上の水練」の意味をスッキリ理解!

畳の上の水練(たたみのうえのすいれん):理論や方法を知っているだけで、実際の役には立たないこと

「畳の上の水練」の意味を詳しく

ことわざの「畳の上の水練」は理論や方法を知っているだけで、実際の役には立たないことのたとえです。

状況としては、座学ばかりに時間を割き、その知識を実際の仕事などで発揮しない、もしくは発揮できない時に使用されます。

たとえば、いくら本を読んでいても、実際に使用しなければ意味がないことは「畳の上の水練」と表せます。

「畳の上の水練」の使い方

  1. 討論を多く行っても、畳の上の水練で、実現性がないのは時間の無駄になる。
  2. 英会話は発音記号を覚えただけでは、畳の上の水練で、話さなければ意味がない。
  3. 受験勉強が得意な人は社会に出たときに畳の上の水練に陥る場合が多い。
  4. プログラミングの勉強では、実際にコードを書かないと畳の上の水練になってしまう。
これらの例文はすべて理論や方法を知っているだけで、実務に生かせていない、役に立っていないという意味合いで畳の上に水練を用いています。

例文を見ればわかるように、ネガティブな内容で使われることが多いでしょう。

「畳の上の水練」の由来

「畳の上の水練」は、いくら畳の上で水泳の練習をしても、実際に水の中に入った時に泳げるようにはならないというのが原義です。「水練」は水泳の訓練という意味です。

上記の内容が畳の上に水練の由来となっています。ほとんど言葉そのままの意味が由来となっていますね。

「畳の上の水練」の類義語

畳の上の水練には以下のような類義語があります。

  • 絵に描いた餅:実際には何の役にも立たないこと
  • 机上の空論:頭の中だけで考え出した、実際には役に立たない理論や考え
  • 炬燵水練(こたつすいれん):実際の役に立たない研究または議論
  • 鞍掛(くらか)け馬の稽古:生きた馬には少しも乗らず、木馬ばかりで乗馬の稽古をすることで、実際にはあまり役に立たない修業
  • 素引きの精兵(せいびょう):理論には強いが、実戦には役に立たない者

いずれも理論などを頭で考えるだけで、実際には役に立たない様を表しています。

「畳の上の水練」の英語訳

畳の上の水練を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Experience without learning is better than learning without experience.
    (学問のない経験は、経験のない学問に勝る)
  • practicing swimming on land.
    (陸上での水泳の練習)
  • A mere scholar, a mere ass.
    (論語読みの論語知らず)

2つ目の英語訳は、畳の上の水練の直訳といった形となっています。

1つ目と3つ目は本来の畳の上の水練の意味合いを英語で表したものとなっています。

まとめ

以上、この記事では「畳の上の水練」について解説しました。

読み方畳の上に水練(たたみのうえのすいれん)
意味理論や方法を知っているだけで、実際の役には立たないこと
由来いくら畳の上で水泳の練習をしても、水の中で泳げるようになるとは限らない
類義語絵に描いた餅、机上の空論、炬燵水練、鞍掛け馬の稽古、素引きの精兵など
英語訳Experience without learning is better than learning without experience.(学問のない経験は、経験のない学問に勝る)
practicing swimming on land.(陸上での水泳の練習)
A mere scholar, a mere ass.(論語読みの論語知らず)

以上、畳の上の水練を解説しました。

理論ばかり学んで、実践に生かし切れていないような状況になってしまったらこの言葉を思い出すことをおすすめします。