「帯同(たいどう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「帯同(たいどう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「帯同」の意味をスッキリ理解!

帯同(たいどう):一緒に連れていくこと

「帯同」の意味を詳しく

「帯同」は、「帯」と「同」という2つの漢字から構成されています。

「帯」は、「たい」「おび」と読み、「身に着ける」「従属させて持つ」という意味をもちます。「帯同」において、帯は「従属させて持つ」という意味で用いられており、同じ意味で使われている熟語には、「妻帯(さいたい)」「所帯(しょたい)」などがあります。

「同」は、「どう」「おなじ」と読み、「同じ」「事を共にする」という意味をもちます。「帯同」において、同は「事を共にする」という意味で用いられており、同じ意味で使われている熟語には、「同志」「共同」などがあります。

この2つの漢字の意味から、「帯同」は、(従属する相手を)一緒に連れて行くという意味を表します。

「帯同」と「同行」の違い

「帯同」と似た意味をもつ言葉に、「同行」があります。この2つの熟語は、「一緒に行動する」という意味で共通しています。

しかし、それぞれの熟語の使い方が異なります。「帯同」は、目下のものを一緒に連れて行く場合や、自分が行動の主となり誰かを連れて行く場合に用いられます。それに対し、「同行」は、目上の者についていく場合や、相手が行動の主であり、その相手についていく場合に用いられます。

具体的な例文では、「帯同」は、「部下を帯同し、会議に参加する」などの使い方をするのに対し、「同行」は、「上司に同行して、会議に参加する」というように使われます。

「帯同」や「同行」は、ビジネスの場面で多く用いられるため、それぞれの意味を理解して正しく使えるようにしましょう。

「帯同」の使い方

  1. 部下を帯同して、相手先に営業に向かう。
  2. 専門家に帯同してもらって、問題解決をはかる。
  3. 父の会社では、海外赴任の際は家族帯同が原則である。

①の例文で、「帯同」は、「帯同する」という形で用いられています。この例文は、「部下を同行させて」とも言い換えられます。

②の例文で、「帯同」は、「帯同してもらって」という形で用いられています。この例文は、「専門家に同行して」とも言い換えられます。

③の例文で、「帯同」は、「家族帯同」という熟語として用いられています。「家族帯同」とは、転勤の際に、家族も一緒に連れていくことを意味します。「家族帯同」の反対語は「単身赴任」です。

「帯同」の類義語

帯同には以下のような類義語があります。

  • 同行(どうこう):一緒に行くこと
  • 同伴(どうはん):一緒に連れて行くこと
  • 相伴(しょうばん):人と一緒に行動すること
  • 同道(どうどう):連れだっていくこと
  • 携行(けいこう):一緒に持っていくこと

「同行」「同伴」「相伴」「同道」は、どれも人間を対象とし、一緒に行くことを意味します。

このうち、「同行」「相伴」「同道」の3つの熟語は、目上の人や行動の主となる人についていくという意味で用いられます。一方で、「同伴」は、自分が行動の主であったり、目下の者を連れて行くという意味で使われます。

「携行」は、物に対して用いられます。

「帯同」の対義語

帯同には以下のような対義語があります。

  • 独行(どっこう):一人だけで行くこと
  • 単身赴任(たんしんふにん):転勤の際、家族を残して、本人だけが任地に行くこと

「単身赴任」は、「家族帯同」に対する対義語です。

「帯同」の英語訳

帯同を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • taking along
    (帯同する)
  • accompany
    (同行)
  • take along family
    (家族帯同)

まとめ

以上、この記事では「帯同」について解説しました。

読み方帯同(たいどう)
意味一緒に連れて行くこと
類義語同行、同伴、相伴など
対義語独行、単身赴任
英語訳taking along(帯同する)

「帯同」には、同行や同伴などのように似た意味をもつ単語が多くあります。しかし、それぞれ単語を使うべき相手が異なり、間違った使い方をすると失礼に当たる場合もあります。それぞれの意味を理解し、正しく使い分けましょう。