ことわざ「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「喉元過ぎれば熱さ忘れる(のどもとすぎればあつさわすれる)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の意味をスッキリ理解!

喉元過ぎれば熱さ忘れる(のどもとすぎればあつさわすれる):苦しいことも、その時が過ぎてしまえば忘れてしまうということのたとえ

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の意味を詳しく

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」は、苦しいことも、その時が過ぎてしまえば忘れてしまうということです。

また、逆に、楽になってしまえば苦しいときに受けた恩義も忘れてしまうということのたとえとしても使われることわざです。

怒られても、しばらくすると同じミスを繰り返してしまう人が当てはまることわざです。

 

例えば、新入社員として入社したAさんは、メモを取っておらず、上司に怒られたとします。

もちろん、怒られた直後は、反省し、同じミスを繰り返さないように注意して行動します。

しかし、しばらくすると反省の気持ちが薄れ、部署移動など環境が変わった時に、またメモを取らなくなる可能性があるのです。

 

辛い時が過ぎ、失敗した経験が次に活かせなかった状況を、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と言い表すことができます。

ちなみに、「熱さ」を「暑さ」と表記している場合がありますが、それは間違いです。

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「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の使い方

  1. 若手の頃はご飯を食べさせてあげていたのに、急に売れ出したら連絡が途絶えるなんて、まさに喉元過ぎれば熱さ忘れるだな。
  2. 昔はパチンコで借金作って苦労したのに、裕福になってまたパチンコをやるなんて喉元過ぎれば熱さ忘れるだ。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の由来

どんなに熱い食べ物でも、喉を通り過ぎてしまえば熱さを感じなくなります。このような生活の一場面がそのまま「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ということわざになりました。

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「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の類義語

喉元過ぎれば熱さ忘れるには以下のような類義語があります。

  • 暑さ忘れて陰忘る:苦しい時に受けた恩も楽になるとすぐ忘れてしまうという意味
  • 雨晴れて笠を忘る:苦しい時に受けた恩もその時期が過ぎれば忘れてしまうという意味
  • 魚を得て筌(うえ)を忘る:目的を達成するとそれに役立ったものの功労を忘れてしまうということ
  • 難産色に懲りず:苦しんだことを忘れて懲りずにまた同じことを繰り返してしまうこと
  • 病治りて医師忘る:苦しい時が過ぎれば受けた恩も忘れるという意味

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の対義語

喉元過ぎれば熱さ忘れるには以下のような対義語があります。

  • 羹に懲りて膾を吹く(あつもりにこりてなますをふく):ある失敗に懲りて必要以上に心配することの例え
  • 蛇に咬まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる):一度ひどい目に遭うと用心深くなるものということ
  • 一宿一飯の恩を返す(いっしゅくいっぱん):ほんのわずかな恩義であっても忘れてはいけないという戒め
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「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の英語訳

喉元過ぎれば熱さ忘れるを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • The danger past and God forgotten.
    (危険が過ぎると神は忘れ去られる)
  • Vows made in storms are forgotten in calms.
    (嵐の時になされた誓いは、平穏な日には忘れられる)

まとめ

以上、この記事では「喉元過ぎれば熱さ忘れる」について解説しました。

読み方 喉元過ぎれば熱さ忘れる(のどもとすぎればあつさわすれる)
意味 苦しいことも、その時が過ぎてしまえば忘れてしまうということのたとえ
由来 どんなに熱い食べ物でも、喉を通り過ぎてしまえば熱さを感じなくなるということ
類義語 暑さ忘れて陰忘る、雨晴れて笠を忘る、魚を得て筌を忘るなど
対義語 羹に懲りて膾を吹く、蛇に咬まれて朽ち縄に怖じる、一宿一飯の恩を返すなど
英語訳 The danger past and God forgotten.(危険が過ぎると神は忘れ去られる)

どんな苦しいことも、恩も、いつまでも忘れないでおきたいですね。

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