四字熟語「取捨選択(しゅしゃせんたく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「取捨選択(しゅしゃせんたく)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「取捨選択」の意味をスッキリ理解!

取捨選択(しゅしゃせんたく):悪いものや不必要なものを捨て、良いものや必要なものを選び取ること

「取捨選択」の意味を詳しく

取捨選択の意味を、「取捨」と「選択」の二つに分けて解説します。

「取捨」とは「必要なものを選び取り、不必要なものは捨てること」という意味です。また、「選択」とは「多くの物の中から、良いものや適当なものを選び取ること」という意味です。

取捨選択という語は、これら二つの意味が合わさった意味をもちます。つまり、単に選ぶということではなく、必要なものと不必要なものに分けて選ぶという意味合いになるのです。

 

ちなみに、「二つの選択肢のうちから、どちらか一つを選ぶこと」という意味の「二者択一(にしゃたくいつ)」という四字熟語があります。「取捨択一(しゅしゃたくいつ)」という語はありませんから注意しましょう。

スポンサードリンク

「取捨選択」の使い方

  1. 情報が多い現代において、取捨選択する力を養うことは重要だ。
  2. 試験日が目前に迫っているため、試験範囲から取捨選択して勉強しなければならない。
  3. 長い人生の中では、取捨選択を迫られる場面が多々ある。
  4. 洋服を取捨選択するのに時間がかかったため、大掃除が長引いた。
  5. 膨大な量の新聞の中から、該当する事件に関する記事のみ取捨選択し、ノートにまとめた。
なお、「良いもののなかから、とっておきの物を選ぶ」という状況では「取捨選択」は用いません。たとえば、「ある小説家の優秀な作品から取捨選択し、一冊の本にまとめた」という文は誤りです。

取捨選択は、「悪いものや不必要なものを捨て、良いものや必要なものを選び取る」という意味をもちます。そのため、この文では、選ばれなかった作品を「悪いものや不必要なもの」としているような意味合いになってしまいます。

ですから、同じ内容を言いたい場合は「ある小説家の作品から厳選し、一冊の本にまとめた」などと表現しましょう。

「取捨選択」の類義語

取捨選択には以下のような類義語があります。

  • 取捨分別(しゅしゃぶんべつ):選ぶか捨てるか思案をめぐらすこと
スポンサードリンク

「取捨選択」の英語訳

取捨選別を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • will or choice
    (取捨選択)
  • make a choice
    (選択する)
  • sift through
    (一定の基準を満たすものだけを選ぶ)
  • eclectic
    (取捨選択する)

“eclectic” は「取捨選択する」という意味の形容詞です。また、「折衷(せっちゅう)主義者」という意味の名詞でもあります。

「折衷」とは、「いくつかの異なった考えの良いところを組み合わせて、一つにまとめること」という意味です。取捨選択と似た意味をもちます。

“will or choice”と“make a choice”では、「選択」を“choice”という単語で表しています。しかし、“choose” “selection” “adoption” “option” などと置き換えることもできます。

まとめ

以上、この記事では「取捨選択」について解説しました。

読み方 取捨選択(しゅしゃせんたく)
意味 悪いものや不必要なものを捨て、良いものや必要なものを選び取ること
類義語 取捨分別など
英語訳 will or choice(取捨選択), sift through(一定の基準を満たすものだけを選ぶ),eclectic(取捨選択する)など

現代人は忙しいと言われます。さらに、インターネットの発達などにより、一度に得られる情報は数十年前とは比べ物にならないほど多くなりました。

そのような時代だからこそ、上手に取捨選択して生きる力が求められます。

スポンサードリンク