四字熟語「二者択一(にしゃたくいつ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「二者択一」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「二者択一」の意味をスッキリ理解!

二者択一(にしゃたくいつ):ふたつの選択肢のうちからどちらか一方だけを選ぶこと

「二者択一」の意味を詳しく

「二者択一」とは、「ふたつの選択肢のうちからどちらか一方だけを選ぶこと」です。

前提として、ふたつの選択肢のみが存在しており、そのうちからどちらか良い方を選ぶことです。この場合の「良い方」とは、選ぶ場面や人によって判断の基準が異なります。

ものごとの善悪や金銭的な価値、有益さなどさまざまなものによって決められます。

また、「二者択一」と言われる場合のふたつの選択肢は、ふたつの価値が拮抗しており、どちらかを選ぶのが難しい場合が多いです。

「二者択一」の使い方

  1. 商品の価格と質の二者択一を迫られる。
  2. いつまでも優柔不断な彼に、二者択一を迫る。
  3. 二者択一の選択が難しいものだということは、重々承知しています。

➊➋のように、「二者択一を迫る」「二者択一を迫られる」という慣用句的な使い方をされることが非常に多いです。

この場合は、「選択肢をどちらも取ること」や「ふたつ以外の別の選択肢を選ぶこと」などは絶対にできないという切迫した状況が強調されています。

また、➌のように「二者択一の選択」という形で使われることも多いです。

➊について、ビジネスの場面では、「価格と質の二者択一の選択」をしなければいけない場面が多くあります。質を上げるためには、それにかかるコストもあがってしまうことが一般的だからです。

「二者択一」の由来

「二者択一」は、「二者」と「択一」のふたつの熟語がつながってできた四字熟語です。それぞれの熟語の意味は以下の通りです。

  • 二者:ふたつの物事
  • 択一:(ふたつのうちから)ひとつだけを選ぶこと

これらふたつがつながって「ふたつのうちからひとつを選ぶこと」というそのままの意味になりました。

「二者択一」の類義語

「二者択一」には以下のような類義語があります。

  • 二者選一(にしゃせんいつ):二者択一と同じ意味
  • 取捨選択(しゅしゃせんたく):悪いもの・不必要なものを捨てて、良いもの・必要なものを選び取ること
  • 選り抜き(えりぬき・よりぬき):多くの中から特に優れたものをえらんで抜き出すこと

「二者択一」と「取捨選択」の違い

 
「取捨選択」とは、「悪いもの・不必要なものを捨てて、良いもの・必要なものを選び取ること」です。「良いものを選ぶ」という意味は「二者択一」と同じです。

しかし、「二者択一」が「ふたつのうちのひとつを選ぶ」という限定的な意味であるのに対して、「取捨選択」には、そのような数の限定がありません。

つまり、「取捨選択」では、いくつの選択肢の中からいくつ選んでもいいのです。

「二者択一」の対義語

「二者択一」には以下のような対義語があります。

  • 選択の余地がない

「二者択一」の対義語としては「選択の余地がない」という表現があります。これは、「選択肢がたったひとつしか残されていない状況」を表しています。

他の選択肢が残されておらず、その時点で残っているひとつの選択肢を選ぶ以外に方法がない状態です。

「二者択一」の英語訳

「二者択一」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • alternative
    (二者択一)

まとめ

以上、この記事では「二者択一」について解説しました。

読み方二者択一(にしゃたくいつ)
意味ふたつの選択肢のうちからどちらか一方だけを選ぶこと
由来「ふたつのものごと」「ひとつを選ぶ」という意味の熟語から
類義語二者選一、取捨選択、選り抜き
対義語選択の余地がない
英語訳 “alternative” (二者択一)

「二者択一」は、普段の生活でも使用しやすい言葉なので、この機会に使いこなせるようにしておきましょう。