「士気(しき)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「士気(しき)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「士気」の意味をスッキリ理解!

士気(しき):集団で物事を行うときの闘志

「士気」の意味を詳しく

「士気」は、集団で物事を行うときの闘志という意味を持つ熟語です。

「士」には「侍」という意味や「軍人」という意味があります。また、「気」には「気持ち」という意味や気分の変化を表す意味があります。

つまり「士気」とはもともと、戦いに行く兵士の気概を指す言葉なのです。そこから転じ、日常生活でも「士気」が使われるようになりました。

「士気」の使い方

  1. 指揮官の一言が、隊の士気を高めたようだ。
  2. このチームのキャプテンは、チームの士気を鼓舞するのがとても上手い。
  3. みんなの士気が上がっている今こそ、温めておいた計画を進めるべきだ。

上記の例文のように、「士気」は「高める」「鼓舞する」「あがる」などといった言葉とともに使われることが多いです。

①の例文では、「士気」は「兵士の気分」の意味で使われています。この例文では、「指揮官の一言」をきっかけに「隊」の闘志が盛り上がっていく様子が表現されています。

 

②と③の例文では、スポーツ選手など兵士に関係のない人々について「士気」という言葉が使われています。

「鼓舞」とは、言葉などで励ますことで闘志を奮い立たせることです。②の例文では、①の例文と同じように、「チーム」を盛り上げていくという様子が表されています。

また、③の例文のように、「士気」を上げる主体や原因について言及せずに、「士気」という言葉を使うこともできます。

「士気」の類義語

士気には以下のような類義語があります。

  • 戦意:戦おうとする意思
  • 闘志:戦いをしたいという意気込み
  • やる気:積極的に物事を行おうとする気持ち
  • モチベーション:物事を行う動機
  • 団結心:一体感を持って物事を行おうとする気持ち

「戦意」や「闘志」は主に、戦うときの意思や熱量のことを指す言葉です。勝負事に関係していれば、戦闘の場面に限らず使えます。

それに対し、「やる気」「モチベーション」は、勝負事に限らず広いシチュエーションで使うことのできる言葉です。「やる気」は物事にとりかかるときの熱意が大きいこと、「モチベーション」は物事にとりかかる動機のことを表します。

「団結心」は、その物事に対する熱量よりも、一緒に物事に取り組む仲間とまとまりたい、という意識に注目した言葉です。

「士気」の英語訳

士気を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • morale
    (意気込み)
  • fighting spilit
    (闘志)
  • motivation
    (動機)

moraleは、「士気」のもともとの意味に最も近い英単語です。軍隊に関わる場面に限らず、日常生活でも使えます。

“fighting spilit”はより「戦う」というイメージが強く押し出された表現です。チームの士気だけではなく、個人の闘志を表す場面でも使えます。

motivationは「動機」や「やる気」などというニュアンスの強い言葉です。

moraleはhighなど程度を表す言葉と一緒に用いられることが多いです。それに対し、motivationは単に、あるかないかという区別で使われることが多いです。

まとめ

以上、この記事では「士気」について解説しました。

読み方士気(しき)
意味集団で物事を行うときの闘志
類義語戦意、闘志、やる気など
英語訳morale(意気込み)

コンクールやスポーツなど、何かを競うときやプロジェクトを進めるときなど、「士気」を高めたい場面は多くあります。周りの「士気」を上げていけるようなカリスマ性を身に付けたいものですね。