ことわざ「猫をかぶる」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「猫をかぶる」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「猫をかぶる」の意味をスッキリ理解!

猫をかぶる:本性を隠して、大人しそうに振る舞うこと

「猫をかぶる」の意味を詳しく

「猫をかぶる」は、本性を隠して、大人しそうに振る舞うことです。自分を良く見せたい相手の前で、普段とは違うふるまいをする時に使用します。

特に、女性に対して使うことが多いことわざです。

 

例えとして、合コンを想像してみてください。

みんな初対面ですから、無意識に自分をいいように見せようとしているはずです。

 

いつもアクティブで声が大きく、ジーンズを愛用する元気な印象の女性が、その場では清楚系のワンピースを着て大人しく振舞っていることもあるでしょう。

しかし、それは普段の姿ではありません。これが「猫をかぶる」ということです。

「猫をかぶる」ということわざから派生した言葉

皆さんは以下のような表現を聞いたことがあると思います。

  • ぶりっ子をする
  • いい子ぶる
  • 可愛い子ぶる
これらは、正式な日本語ではなく、日常会話で使われる程度の簡単な表現です。

全て「猫をかぶる」ということわざの範囲に入ります。

共通して、全てが女性に該当する言葉であることがわかります。

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「猫をかぶる」の使い方

  1. 猫をかぶっていたら本音をいう事ができない。
  2. 彼氏と出会った頃は無意識に猫をかぶっていたかもしれない。

「猫をかぶる」の由来

猫は種族としてライオンに近く、狩りをしながら木の上で生活する動物でした。

狩猟本能のある猫には、群れではなく、一匹で行動する習性があります。また、縄張り意識が強く、他のものを寄せ付けない習性もあります。

 

これらの習性から、猫は、自由気ままでマイペースな生き物であるとされています。

しかし、実際に猫を飼ってみると、飼い主のことを信頼し、お腹を見せて甘える事も多いようです。

 

縄張り意識が強く、一匹で行動する習性がある一方で、心を開いてしまえば、甘えん坊で人懐っこい猫は、二面性があると言えます。

「猫をかぶる」ということわざは、このような猫の二面性を表現したと言われています。

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「猫をかぶる」の類義語

猫をかぶるには以下のような類義語があります。

  • 借りてきた猫:普段と違ってとても大人しい様子
  • 猫の目:物事や状況が非常に変化しやすいこと

「猫をかぶる」の対義語

猫をかぶるには以下のような対義語があります。

  • 化けの皮が剝がれる:本性が明らかになること
  • 尻が割れる:悪い企みが露呈すること
  • 尻尾(しっぽ)を出す:隠していたことやごまかしが露呈すること
  • 化けの皮を現す:偽りの外見を表すこと
  • 地金(じがね)を出す:普段隠している本性を出すこと
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「猫をかぶる」の英語訳

猫をかぶるを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a wolf in sheep’s clothing
    (羊の服を着たオオカミ)
  • She is fake.
    (彼女は偽っている)
  • She plays the hypocrite.
    (彼女は偽善者を演じる)

まとめ

以上、この記事では「猫をかぶる」について解説しました。

読み方 猫をかぶる(ねこをかぶる)
意味 本性を隠して、大人しそうに振る舞うこと
由来 猫には二面性があることから
類義語 借りてきた猫、猫の目など
対義語 化けの皮が剝がれる、尻が割れる、尻尾を出すなど
英語訳 a wolf in sheep’s clothing(羊の服を着たオオカミ)

猫をかぶっていても、いつかは化けの皮が剥がれてしまいます。ありのままで付き合える人間関係がいいですね。

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