「シェア」の意味とは?使い方から類語や対義語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「シェア」です。

「シェア」の意味・使い方・語源・類義語・対義語について分かりやすく解説します。

☆「シェア」をざっくり言うと……

英語表記シェア(share)
意味共有する
語源英語の share
類義語ポーション、分け前、共有など
対義語モノポリー

「シェア」とは?

シェア (share):共有する

「シェア」の意味を詳しく


シェアには以下の2つの意味があります。

「シェア」の意味
  1. 分ける・共有する
  2. 市場占有率

それぞれの意味について詳しく見ていきましょう。

意味①:分ける・共有する

「シェア」のメインの意味は「分ける・共有する」です。

たとえば、家に自動車が1台あったとします。この車を家族全員で使用することを「シェア」と言います。

また、家族でない他人と車を共同で使用することは「カーシェアリング」と呼ばれます。

意味②:市場占有率

「シェア」はビジネスの場面では「市場占有率」という意味を持つことがあります。

市場占有率とは、ある商品を同種の商品の中でどれだけの人が使っているのかということを示した割合のことです。

たとえば、自動車メーカーにはトヨタや日産があります。

自動車を持っている人の60%がT社の車に乗っている場合、「T社のシェアは60%」です。

「シェア」のSNS上での意味とは?

「シェア」はSNS上では「共有する」という意味です。

先ほど説明した①の意味で使われています。

具体的に言うと、SNS上でのシェアは「友達や知り合いが投稿した文章や写真などを引用したり、拡散したりしてほかの人に情報を共有すること」という意味です。

「シェア」がつく言葉

「シェア」がつく言葉には以下のようなものが挙げられます。

  • シェアリングエコノミー
  • カーシェアリング
  • シェアハウス
  • シェアオフィス
  • ルームシェア
  • シェアサイクル
  • シェアSIM

それぞれの言葉の意味について詳しく見ていきましょう。

シェアリングエコノミー

「シェアリングエコノミー」とは個人が所有しているが使っていない物やスキルの貸し出しを仲介するサービスのことです。

貸し出す人は貸し出した時間などに応じて金銭的な報酬が得られます。

貸し出すものは運営会社が所有しているわけではないので、通常のレンタルサービスよりも価格が抑えられているのが特徴です。

「シェアリングエコノミー」の例としては、不要になったものを売ることができるフリマアプリなどが挙げられます。

カーシェアリング

「カーシェアリング」とは、自動車を会員の間で共有し、好きな時に借りれるサービスです。

車のレンタルサービスだと考えるとわかりやすいかもしれません。

15分単位程度の短時間から借りれるのが特徴です。

シェアハウス

「シェアハウス」とは、リビングやキッチンなどを共同で利用する形式の賃貸住宅です。

部屋は各自異なりますが、共有して使う場所もあるのです。

介護が必要な高齢者が集まって生活するグループホームのことを指すこともあります。

シェアオフィス

「シェアオフィス」とは、複数人、もしくは複数の会社が共同で利用するオフィスのことです。

ふつうにオフィススペースを借りるよりも低料金で利用できるので、小規模なオフィスがほしい人に最適です。

オフィススペースで提供されているさまざまなサービスを複数の企業が共同で利用します。

ルームシェア

「ルームシェア」とは、ひとつの住居を他人同士が共有して借りて住むことです。

若い世代の人たちが家賃を抑えるために「ルームシェア」を行うことが多いです。

「シャアハウス」と似ていますが、微妙に異なる点もあります。

「ルームシェア」ではひとつの部屋を複数人で共有しますが、「シェアハウス」ではひとつの住宅を複数人で共有するのです。

シェアサイクル

「シェアサイクル」とは、ある一定の範囲内に設置されている駐輪場で自転車を借り、別の駐輪場で返却できるサービスです。

シャアサイクルの運営は基本的に無人で、交通系ICカードなどで簡単に支払って利用することができます。

シェアSIM

シェアSIMとは、複数人で契約した通信回線を共有することです。

複数人で利用することで、携帯の料金を安く済ませることができます。

「シェア」の使い方

  1. マーケットで高いシェアを誇る商品には共通した特徴がある。
  2. 新しくファイルを更新したので、情報をシェアする。
  3. シェアリングエコノミーは世界中で普及した。

「シェア」はビジネスから友人同士の会話まで幅広く使います。

ビジネスの場合、先ほど説明した「市場占有率」という意味で「商品のシェア率」などと言います。

また、友人同士の会話では「シェアする」言い回しが使われることが多いです。これは、「分け合う」という意味です。

たとえば、レストランで大皿に入った料理を頼んで分け合うことを「料理をシェアする」と言います。

「シェア」の語源

「シェア」の語源は英語の “share” です。

英語の “share” には以下のような意味があります。

“share” の意味
  1. 分ける
  2. 共有する
  3. (責任などを)一緒に負う

カタカナ語と同じ意味もありますが、カタカナ語では「責任をシェアする」などとはあまり言いません。

この “share” という単語は、古期英語では「切り分けたもの」という意味でした。

多くの人が書き間違えてしまう単語に “shear” があります。

これは「刈る」という意味ですが、スペルが似ていますよね。実は語源が一緒なのです。「切ったもの(shear)を分ける(share)」と解釈できます。

「シェア」の類義語

「シェア」には以下のような類義語があります。

  • ポーション:割り当て、分け前
  • 共有(きょうゆう):ひとつのものを共同で所有すること
  • 取り分(とりぶん):分けたもののうち、自分が手に入れられる部分のこと
  • 分け前(わけまえ):各自に分けて与えられる分のこと
  • 割り当て(わりあて):全体をいくつかに分けたり、順番を決めたりしたもののこと
  • 共同利用(きょうどうりよう):施設・接尾などを複数の団体で活用すること

「ポーション」の意味

「ポーション」は「割り当て」「分け前」という意味のカタカナ語です。

「シェア」と「ポーション」は「ある物に占める割合」という意味で似ています。

ただ、「ポーション」には、「料理の一人前」という「シェア」にない意味があります。

たとえば、ある土地を4人で分配するとします。その場合、「1人当たりの土地のポーションを決める」などと言います。

「シェア」の対義語

「シェア 」には以下のような対義語があります。

  • モノポリー:独占

「モノポリー」の意味

「モノポリー」は「独占」という意味のカタカナ語です。

語源は英語の “monopoly” で、「独り占めにしている状態」について表すときに使います。

たとえば、ある街に住んでいる人たちはトヨタの自動車だけしか乗らないとします。この場合、この町の自動車市場はトヨタが独占していると言えるのです。

このような状態のことを「モノポリー」といいます。「シェア」は共存するという意味合いなので、対義語になるわけですね。

まとめ

以上、この記事では「シェア」について解説しました。

英語表記シェア(share)
意味共有する
語源英語の share
類義語ポーション、分け前、共有など
対義語モノポリー

「シェア」はよく使う動詞です。最近では共有するサービスなどがニュースでよく取り上げられて、「シェア」という単語もよく登場します。

「シェア」が分からないとニュースも分かりませんね。

ぜひこの記事で「シェア」の意味や使い方について学習して日常生活でも使いこなせるようにしましょう。