「シリアス」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「シリアス」です。

「シリアス」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

「シリアス」の意味をスッキリ理解!

シリアス(serious):きわめて真面目な様子、事態などが深刻なこと

「シリアス」の意味を詳しく

「シリアス」は、きわめて真面目な様子、事態などが深刻なことを言います。また、事柄が厳粛で重大なことを表すこともあります。

「シリアス」が「きわめて真面目な様子」という意味で用いられる場合、人や物事が真剣な様子を表します。たとえば、「彼はシリアスな表情をしていた」「彼の作る映画はシリアスな内容のものが多い」などのように用いられます。

「事態などが深刻なこと」という意味で用いられる場合は、事態が重篤であることを意味します。一般的には、こちらの意味で多く使われています。たとえば、「会社の不祥事が報道され、緊急に行われた会議はシリアスな雰囲気に包まれていた」などのように言います。

また、「本格的なさま」というニュアンスを表すこともあります。合わせて覚えておきましょう。

「シリアス」の使い方

  1. 新ドラマに出演しているあの俳優はシリアスな顔が似合う。
  2. 上司の怒鳴り声によって、急に職場の雰囲気がシリアスになった。
  3. 定期的に受けている健康診断で病気が見つかり、医者からシリアスな状態だと言われてしまった。

①の「シリアス」は「真面目な」という意味で用いられています。何かに没頭しているような真剣な表情を「シリアスな顔」と表します。また、物事がうまくいかないときにしてしまう「しかめっ面」のような表情も、「シリアスな顔(表情)」と言い表すことがあります。

②の「シリアスな雰囲気」というのは、「ピリピリとした雰囲気」と言い換えることができます。仕事で何か大きなミスを犯して上司に怒られたり、はしゃぎすぎて親に怒鳴られてしまったときのシーンとしているような場の雰囲気を、「シリアスな雰囲気」と言い表します。

③の「シリアスな状態」は「深刻な状態」と言い換えることができます。ビジネスの場面でも、「企業が何らかの原因で赤字になってしまった」ときのように、復活が難しいような場面で「シリアスな状態」という表現を用いることができます。

「シリアス」の語源

「シリアス」の語源は英語の serious です。

英単語としての serious には以下のように様々な意味があります。

  • まじめな、真剣な
  • 本気の、冗談でない
  • 重大な、ゆゆしい、容易ならない
  • 重い

また、英語のseriousの元々の語源はラテン語のsepulcrumです。sepulcrumはラテン語で「墓地」「重い雰囲気」を意味する言葉です。sepulcrumの意味が転じて、現在の英語のseriousの意味になったと言われています。

「シリアス」の類義語

シリアスには以下のような類義語があります。

  • 重大な:事柄が軽々しく扱えない状態、並み並みでない、大事なこと
  • 由々しい(ゆゆしい):(大変な事態になるので)放って置くことができない、不快な
2つ目の「由々しい」は、「不吉なこと」や「忌まわしいこと」といった意味をもつ古語「ゆゆし」を語源とする言葉です。

たとえば、「個人情報が漏れるとは、由々しき事態だ」などのように用いられます。この場合、「由々しき事態」は「見逃すことができないほど重大な出来事」という意味で捉えることができます。

「シリアス」の対義語

シリアスには以下のような対義語があります。

  • のんき:物事をあまり気にせず心配性でないこと、気楽なさま
  • コミカル:滑稽(こっけい)なさま、面白いさま、おどけた感じ

どちらも「シリアス」とは正反対の言葉です。

まとめ

以上、この記事では「シリアス」について解説しました。

英語表記シリアス(serious)
意味きわめて真面目な様子、事態などが深刻なこと
語源英語のseriousまたはラテン語のsepulcrum
類義語重大な、窮屈な、由々しい
対義語のんき、コミカル

シリアスは、「シリアスシーン」「シリアスムード」「シリアスな雰囲気」などのように使うことがあります。これらの言葉を聞いたとき、それがどのような状況を指すのかをイメージできるようにしましょう。

「シリアス」の意味をきちんとおさえ、正しく使いこなせるようにしましょう。