故事成語「歳月は人を待たず」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「歳月は人を待たず」です。

「歳月は人を待たず」の意味、由来、例文、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「歳月は人を待たず」の意味をスッキリ理解!

歳月は人を待たず:時は人の都合などお構いなしにすぎていき、留まることがないものだということ

「歳月は人を待たず」の意味を詳しく

「歳月は人を待たず」とは、時は人の都合などお構いなしにすぎていき、留まることがないものだということです。

また、この故事成語には「人はすぐに老いてしまうのだから、二度とない時間を無駄にしないで努力してはげめ」という戒めも含まれています。

そして、「歳月」を「期日」という意味で使うのは誤りなので注意が必要です。

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「歳月は人を待たず」の例文

  1. 歳月は人を待たず」だ。今日できることを明日へ先延ばしにするな。
  2. 歳月は人を待たずという言葉を見習って、毎日努力を続けるようにしている。
  3. 歳月は人を待たず、というだろう。遊んでばかりいないで勉強しなさい。

「歳月は人を待たず」の由来

「歳月は人を待たず」の出典は陶潜(とうせん)の『雑詩』という詩です。

この詩の中に「盛年重ねて来たらず、一日再びあしたなり難(がた)し、時に及んで当(まさ)に勉励(べんらい)すべし、歳月人を待たず」という表現があります。

これは「若い時は2度と来ないし、一日に朝は2度来ない。だから、時を逃さず一瞬を大切にして酒を飲んで大いに楽しむことにはげめ」という意味です。

 

「歳月は人を待たず」は勉学にはげめという意味で使われることも多いですが、もともとは「いまを思いっきり楽しめ」という意味だったんですね。

陶潜

陶潜は東晋末から南朝宋にかけて活躍した文学者です。

陶潜は自ら農作業に従事しつつ、日常生活に関する詩を多く残しました。

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「歳月は人を待たず」の類義語

「歳月は人を待たず」には以下のような類義語があります。

  • 一寸の光陰軽んずべからず
  • 烏兎匆匆(うとそうそう)
  • 送る月日に関守なし
  • 今日の後に今日なし
  • 金烏玉兎(きんうぎょくと)
  • 光陰に関守なし
  • 光陰は人を待たず
  • 光陰矢の如し
  • 時節流るるが如し
  • 歳月流るる如し
  • 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
  • 盛年重ねて来らず
  • 兎走烏飛(とそううひ)
  • 白駒の隙を過ぐるが如し(はっくのげきをすぐるがごとし)
  • 露往霜来(ろおうそうらい)

「歳月は人を待たず」の英語訳

「歳月は人を待たず」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Time and tide wait for no man.
    (時は人を待たない)
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まとめ

以上、この記事では「歳月は人を待たず」について解説しました。

読み方 歳月は人を待たず(さいげつはひとをまたず)
意味 時は人の都合などお構いなしにすぎていき、留まることがないものだということ
由来 陶潜の「雑詩」の中にある文章から
類義語 一寸の光陰軽んずべからず、光陰矢の如し、少年老い易く学成り難し、など
英語訳 Time and tide wait for no man

「歳月は人を待たず」はとても勉強になる言葉なのではないでしょうか。

私たちも一分一秒を無駄にせずに生活していきたいですね。

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