故事成語「一寸の光陰軽んずべからず」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず)」です。

この言葉はとても勉強になる言葉です。

ぜひ意味を知っておきたいところです。

そこで、「一寸の光陰軽んずべからず」の意味、由来、例文、類義語、英訳についてわかりやすく解説します。

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「一寸の光陰軽んずべからず」の意味をスッキリ理解!

一寸の光陰軽んずべからず:人生は短いのだから、わずかな時間でも無駄にしてはならない、という戒め

「一寸の光陰軽んずべからず」の意味を詳しく

「一寸の光陰軽んずべからず」とは、人生は短いのだから、わずかな時間でも無駄にしてはならない、という戒めです。

ちなみに、「光陰」とは、太陽と月のことを表していて、「時間」という意味になります。

そして、単に「急ぐ」という意味で使うのは間違いなので注意が必要です。

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「一寸の光陰軽んずべからず」の由来

「一寸の光陰軽んずべからず」の出典は『偶成(ぐうせい)』という詩です。

この詩の中に、「少年老い易く学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず」という文章が出てくるのですが、これが由来になっているのです。

ちなみに、この文のうち、「少年老い易く学成り難し」は「若い時期は短いので、学問を完成させるのは難しい」という意味を表しています。

 

そして、「偶成」という詩は朱子の作品であると言われてきました。

しかし、「偶成」が朱子の作品かどうかは、現在疑われています。

そもそも「偶成」が朱子の作品とされたのは、明治時代の教科書に「偶成」が朱子の作品として紹介されたからです。

ですが、近年の研究では、「偶成」が朱子の作品の中に見当たらないことなどから、別の人が作った作品なのではないか、と言われています。

朱子

朱子は中国の南宋の時代の儒学者です。

そして、中国の思想史でもっとも重要な人物だと言われています。

彼の学問は「朱子学」と呼ばれ、中国国内だけでなく、日本や朝鮮半島などにも大きな影響を与えました。

「一寸の光陰軽んずべからず」の例文

  1. 一寸の光陰軽んずべからずだ。スマホでゲームをしている時間などない。
  2. 一寸の光陰軽んずべからず、という言葉をいつも心にとめて生活している。
  3. スマホで暇つぶしをしていたら、親から「一寸の光陰軽んずべからずだよ」と注意された。
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「一寸の光陰軽んずべからず」の類義語

「一寸の光陰軽んずべからず」には以下のような類義語があります。

  • 時は金なり
  • 光陰矢の如し

「一寸の光陰軽んずべからず」の英語訳

「一寸の光陰軽んずべからず」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Nothing is more precious than time.
    (時間ほど貴重なものはない)
  • If you lose your time you cannot get money.
    (時間を無駄にすれば、金は得られない)
  • Art is long, life is short.
    (芸術は長く人生は短い)
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まとめ

以上、この記事では「一寸の光陰軽んずべからず」について解説しました。

読み方 一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず)
意味 人生は短いのだから、わずかな時間でも無駄にしてはならない、という戒め
由来 「偶成」という詩から
類義語 時は金なり、光陰矢の如し
英語訳 Nothing is more precious than time

「一寸の光陰軽んずべからず」は座右の銘としても適している言葉ですよね。

この言葉を忘れないように生きていきたいものです。

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