「ロマンス」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ロマンス」です。

「ロマンス」の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「ロマンス」の意味をスッキリ理解!

ロマンス(romance):男女間の愛情に関する話・現実にはめったにないような物語

「ロマンス」の意味を詳しく

「ロマンス」には、三つの意味があります。

「ロマンス」の三つの意味
  1. 空想上の物語
  2. 恋愛に関する事柄・恋愛に関する作品
  3. ロマンス音楽
もともと「ロマンス」は、ラテン語の俗化した「ロマンス語で書かれた物語」のことを指していました。

その意味が時代と共に変化し、現在では「ロマンス」は「男女間の愛情に関する話や事件」「現実にはめったにないような物語」という意味になりました。

また、音楽用語としての「ロマンス」は、「叙情的な歌曲・小規模な器楽曲」という意味を持ちます。

「ロマンス」「ロマン」「ロマンティック」の違い

「ロマンス」と似た意味を持つ「ロマン」と「ロマンティック」の違いについて見ていきます。

「ロマンス」「ロマン」「ロマンティック」の違い
  • ロマン:男性の夢や憧れ・冒険ファンタジー
  • ロマンス:女性の空想的な甘い恋愛や恋物語
  • ロマンティック:空想的なこと・恋愛に対する感情
フランス語としての “roman”(ロマン) と、英語としての “romance” (ロマンス)は、同じ意味ですが、カタカナ語の「ロマン」と「ロマンス」は、違うニュアンスを持っています。

「ロマン」が男性的思考、「ロマンス」は女性的思考という特徴があるため、覚えておきましょう。

「ロマンチック」は、「ロマンス」の形容詞形です。そのため「ロマンス」と同様に女性の空想的なニュアンスを含み「恋に対する感情」や「夢見がちな心情」を指します。

「ロマンス」の使い方

  1. 彼女と初めて出会った時、ロマンスが芽生えた。
  2. 一人でロマンス映画を観に行くのは気がひける

オタ芸の「ロマンス」

コンサートやライブなどにおいてファンが繰り広げる、「独特な動きを伴う踊り」であるオタ芸にも「ロマンス」という振り付けがあります。

これはオタ芸の基本となり、両手にサイリュームを持ち、腕を円を描くように振ることを「ロマンス」と言います。このように「ロマンス」は、様々な場面で使用されています。

「ロマンス」の語源

「ロマンス」の語源は英語の “romance” です。

“romance” の語源は “romanticism” (ロマン主義)とされており、ロマンとは、もともとはローマ(地名)を指していました。

ローマ帝国時代の支配階級の人々は、古いラテン語の読み書きができましたが、一般の市民は、ロマンス語を使用していました。

そして、ロマンス語を使って記された文学には、一般の人が楽しめる恋愛話や冒険話が多かったため、そのような文学をまとめて「ロマンス」と呼ぶようになりました。

現在 “romance” は、「冒険小説・空想物語」という意味は薄れ、おもに「恋愛にまつわる事柄を指す言葉」として用いられています。

「ロマンス」の類義語

「ロマンス」には以下のような類義語があります。

  • 恋愛関係:互いに相手を恋し合っている間柄
  • 色恋:男女間の恋愛や情事
  • 痴話:情人の間で戯れて交わす話
  • 色事:男女間の恋愛・芝居での男女の情事の仕草

「ロマンス」には「恋愛に関する事柄や物語」という意味があるため、「男女の恋愛模様」を表わす「恋愛関係」「色恋」「痴話」「色事」が類義語となっています。

「ロマンス」の英語訳

「ロマンス」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Romance
    (恋愛・愛着)

まとめ

以上、この記事では「ロマンス」について解説しました。

英語表記ロマンス(Romance)
意味男女間の愛情に関する話・現実にはめったにないような物語
語源英語の “romance”
類義語恋愛関係、色恋、色事、痴話
英語訳Romance

「ロマンス」は、「空想上の物語」「恋愛に関する事柄」「ロマンス音楽」などの多様な意味を持つ言葉です。「ロマンス」は、恋愛的な女性的思考を表しているため、男性が使用する際は「ロマン」と表現するのが適切です。