「レッドオーシャン」とは?意味と使い方を例文つきで詳しく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「レッドオーシャン」です。
「レッドオーシャン」の意味、反対語、使い方、語源、提唱者、類義語についてわかりやすく解説します。

「レッドオーシャン」の意味をスッキリ理解!

レッドオーシャン(Red Ocean):激しい価格競争が行われている既に存在する市場のこと

「レッドオーシャン」の意味を詳しく

「レッドオーシャン」とは、激しい価格競争が行われている既に存在する市場のことです。

既存市場(既に存在する市場)には、その市場で力を持つ企業がいます。その中でも特に、競争相手が多く、価格競争の激しい市場が「レッドオーシャン」です。

資源を多く所有し、もともとブランドのネームバリューがある企業は「レッドオーシャン」でも生き残っていくことができるでしょう。

反対に、資源力がなかったり、ブランドのネームバリューのない企業は「レッドオーシャン」に参入するのは難しいでしょう。

「レッドオーシャン」の反対語

「レッドオーシャン」の反対語は、「ブルーオーシャン」です。「ブルーオーシャン」とは、「他に競争相手の少ない新規の市場」のことです。

まだ、多くの企業が参入しているわけではない、未開発の市場のことを指します。

「のどかで静かな、荒れていない海」という比喩から「ブルーオーシャン」と呼ばれています。

「レッドオーシャン」の使い方

「レッドオーシャン」には以下のような使い方があります。

  1. 私たちの企業には、レッドオーシャンで戦うような資源がもう残っていない。
  2. 彼らの会社なら、レッドオーシャンでも戦っていけるだろう。
  3. ブルーオーシャンもレッドオーシャンに変わってしまう。

近年は、市場の変化が非常に速く、大きくなっています。IT関係などで新しいビジネスが次々と生まれていくからです。

同時に、それらの市場に対応する企業の動きも早くなっています。できてすぐは、競争相手の少ない「ブルーオーシャン」だったとしても、すぐに「レッドオーシャン」に変わってしまうことも多いです。

「レッドオーシャン」の語源

「レッドオーシャン」の語源は英語の “Red Ocean” です。

「レッドオーシャン」は、「ブルーオーシャン」の対義語として使われる言葉です。「ブルーオーシャン」は、「競争相手が少ない新規の市場」を「荒れていない穏やかな海」に見立てていました。

それに対して、「血で血を洗うような競争の激しい市場」を「レッドオーシャン」と表現するようになりました。「赤い海」「血の海」と訳せるでしょう。

赤は、血を表現する色です。世界の国旗でも赤という色は「戦い」や「戦いに伴って流された血」を表すのです。

「レッドオーシャン」の提唱者

INSEAD(欧州経営大学院)教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュが書いたビジネス書の中で「レッドオーシャン」という言葉が使われました。

日本では2005年に発売された「ブルー・オーシャン・戦略」という本の中で登場しました。

この本では、競争の激しい既存市場である「レッド・オーシャン」に参入するのではなく、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン」を切り開くべきだと言っています。

「レッドオーシャン」の類義語

「レッドオーシャン」には以下のような類義語があります。

  • 競争市場
  • 既存市場

まとめ

以上、この記事では「レッドオーシャン」について解説しました。

英語表記レッドオーシャン(Red Ocean)
意味激しい価格競争が行われている既に存在する市場のこと
反対語ブルーオーシャン
語源「赤い海」「血の海」という意味の英単語 “Red Ocean”
類義語競争市場、既存市場

「レッドオーシャン」という名前になった由来まで覚えておけるといいですね。