「懊悩(おうのう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「懊悩(おうのう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「懊悩」の意味をスッキリ理解!

懊悩(おうのう):悩みもだえること。

「懊悩」の意味を詳しく

「懊悩」は、「悩みもだえること」を意味する熟語です。

「懊」という漢字は、「非常に残念に思うこと」や「思い悩むこと」を意味します。訓読みでは「懊む」と送り仮名をつけて、「うらむ」もしくは「なやむ」と読みます。しかし、日常生活で使われることは多くありません。

一方「悩」は、日常でもよく見かける漢字です。「悩む」と書いて「なやむ」と読むように、「思いわずらうこと」や「心をなやますこと」を意味します。

これらを踏まえると、この熟語は似たような意味を持つ漢字によって構成されているということが分かりますね。

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「懊悩」の使い方

  1. その小説家はインタビューで、彼の代表作は懊悩する日々を経て完成したと言っていた。
  2. 懊悩の極みに迷い込んでしまい、この問題に対する解決策が全く思い浮かばない。
  3. 今思い返してみれば、受験生のころの私は人生の岐路に立って懊悩としていた。
  4. 懊悩から起こる出来心と言っても、社会のルールを破ることは決して許されない。
  5. 日に日に懊悩が増す私に、彼女は気分転換でもどうかと誘いかけてくれた。

「懊悩」の類義語

懊悩には以下のような類義語があります。

  • 煩悶(はんもん):もだえ苦しむこと。
  • 責苦(せめく):責めさいなまれる苦しみ。
  • 苦痛(くつう):精神的な苦しみ。
  • 惨痛(さんつう):心を痛めて苦しむこと。
  • 苦悩(くつう):あれこれと悩むこと。
  • 憂悶(ゆうもん):心配し、悩むこと。
  • 心労(しんろう):あれこれと悩むこと。
  • 痛苦(つうく):痛み苦しむこと。
  • 苦悶(くもん):心配のために、苦しむこと。

「懊悩」は類義語である「煩悶」と合わさって、「懊悩煩悶」という四字熟語を構成します。この四字熟語は、「思い悩み、苦しむこと」を意味します。

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「懊悩」の英語訳

懊悩を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • conflict
    (葛藤)
  • anguish
    (苦悩、深い悲しみ)
  • trouble
    (心配事や悩みの種)
  • agony
    (精神的な苦痛)

まとめ

以上、この記事では「懊悩」について解説しました。

読み方 懊悩(おうのう)
意味 悩みもだえること。
類義語 煩悶、責苦、苦痛など
英語訳 conflict(葛藤)など

苦しみを表す熟語の数は、とても多いです。その中でも精神的な苦しみを表す言葉のひとつとして、「懊悩」を覚えておくようにしましょう。

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