ことわざ「鬼が出るか蛇が出るか」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「鬼が出るか蛇が出るか」の意味をスッキリ理解!

鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか):次になにが待ち受けているか、全く予想がつかない状況。

「鬼が出るか蛇が出るか」の意味を詳しく

「鬼が出るか蛇が出るか」は、「次になにが待ち受けているか、全く予想がつかない状況」を例えていることわざです。

「鬼」も「蛇」も不気味なものの例えとして使われています。したがって、「鬼が出るか蛇が出るか」は結果は分からないが、おそらく悪いことが起きるだろうと予想される際にも使われます。また、「蛇」は通常このことわざでは「じゃ」と読まれます。

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「鬼が出るか蛇が出るか」の使い方

  1. 彼は安定した会社勤めをやめて起業するのだから、まさに鬼が出るか蛇が出るかといったところだ。
  2. 鬼が出るか蛇が出るか分からないが、彼女の浮気の疑惑を問い詰めてみようと思う。

❶は、「次に待ち受けているものが全く分からない様子」を例えるために「鬼が出るか蛇が出るか」が使われている文です。一方、❷の例文では、「不吉なことを予感されつつも、結果が分からない様子」という意味での「鬼が出るか蛇が出るか」が使われています。

「鬼が出るか蛇が出るか」の由来

「鬼が出るか蛇が出るか」は、からくり人形を操る見世物の口上(こうじょう)に由来していると言われています。口上とは、歌舞伎や見世物における、出し物についての説明の挨拶のことです。

日本の古代から中世にかけて、傀儡子(くぐつ、かいらいし)と呼ばれる、操り人形を使って諸国を回った芸人がいました。彼らが胸にかけたからくり箱から人形を取り出す際に、「鬼が出るか蛇が出るか」と言ったとされています。

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「鬼が出るか蛇が出るか」の類義語

鬼が出るか蛇が出るかには以下のような類義語があります。

  • 鬼が出るか仏が出るか:予測できない運命の例え。
  • 当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦:占いは当たることも、外れることもあるということ。
  • 伸るか反るか:まっすぐ伸びるか、それて曲がってしまうか、やってみないとわからないということ。

「鬼が出るか仏が出るか」も、「鬼が出るか蛇が出るか」と同じく、傀儡師の口上を由来にしています。

「鬼が出るか蛇が出るか」の英語訳

鬼が出るか蛇が出るかを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • God only knows what may happen.
    (神だけが何が起こるかを知っている、神のみぞ知る)
  • You never know what might happen.
    (この先なにが起こるか分からない)

“You never know what might happen.” は、話し言葉では省略されて “You never know.” となることもあります。

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まとめ

以上、この記事では「鬼が出るか蛇が出るか」について解説しました。

読み方 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
意味 次になにが待ち受けているか、全く予想がつかない状況。
由来 傀儡師の口上から
類義語 鬼が出るか仏が出るか、当たるも八卦当たらぬも八卦
英語訳 God only knows what may happen.(神だけが何が起こるかを知っている、神のみぞ知る)など

「鬼が出るか蛇が出るか」は、予測できない未来を表すことわざです。読み方にも気をつけて、きちんと理解しましょう。

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