ことわざ「思えば思わるる」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「思えば思わるる(おもえばおもわるる)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「思えば思わるる」の意味をスッキリ理解!

思えば思わるる(おもえばおもわるる):自分が好意をもてば、相手も好意をもってくれること

「思えば思わるる」の意味を詳しく

「思えば思わるる」は、自分が誰かに好意をもてば、相手も好意をもってくれるという意味です。

「思わるる」には「思われる」「思ってくれる」という意味があります。ちなみに、「思えば思われる」ともいいます。

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「思えば思わるる」の使い方

  1. 何年間も好きだった彼から交際を申し込まれた時には、思えば思わるることを実感した。
  2. 思えば思わるるとは、恋愛に限った話ではない。たとえば、教育の場で、教師が熱意をもって接すれば、生徒はその思いに応えてくれるのである。

「思えば思わるる」の類義語

思えば思わるるには以下のような類義語があります。

  • 情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず):人に親切にすれば、相手のためになるだけでなく、やがて巡り巡って自分によい報いとなって返ってくること
  • 人を思うは身を思う(ひとをおもうはみをおもう):人に情けをかければ、やがて報いとなり自分のためになること

「情けは人の為ならず」は、本来は「人に情けをかけておくと、巡り巡って結局は自分のためになる」という意味です。「人に情けをかけて助けてあげることは、結局はその人のためにならない」という意味で使うことは間違いです。注意しましょう。

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「思えば思わるる」の対義語

思えば思わるるには以下のような対義語があります。

  • 情けが仇(なさけがあだ):相手に対して好意や同情を持って行なったことが、かえってよくない結果を招くこと
  • 情けの罪科(なさけのざいか):相手に対して好意や同情を持って行なったことが、かえってよくない結果を招くこと
  • 恩を仇で返す(おんをあだでかえす):恩を受けた人に対して、感謝するどころか害を加えるような仕打ちをすること
  • 情けも過ぐれば仇となる(なさけもすぐればあだとなる):過度な親切や同情は、かえって迷惑となる場合があること
  • 始めの情け今の仇(はじめのなさけいまのあだ):安易な同情による手助けは、かえって相手のためにならず、後で害になる場合があること

「仇(あだ)」には大きく分けて、「敵」「仕返しをすること」「危害」「侵入してくる外敵」の4つの意味があります。上記に挙げた類義語にある「仇」は、すべて「危害」という意味で使われています。

「思えば思わるる」の英語訳

思えば思わるるを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Love is the (true) reward of love.
    (思えば思わるる)

reward には「報い」という意味があります。“Love is the (true) reward of love.” は、直訳すると「愛は愛の(真の)報いである」という意味です。

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まとめ

以上、この記事では「思えば思わるる」について解説しました。

読み方思えば思わるる(おもえばおもわるる)
意味自分が好意をもてば、相手も好意をもってくれること
類義語情けは人の為ならず、人を思うは身を思う
対義語恩を仇で返す、始めの情け今の仇など
英語訳Love is the (true) reward of love.(思えば思わるる)

自分に振り向いてくれない人に対して、好意をもち続けるのは難しいですよね。そんな時には、「思えば思わるる」ということわざを思い出してみましょう。

ちなみに、カスミソウには「思えば思わるる」という花言葉があります。誰かに想いを伝えたい時には、カスミソウを贈ってみるのもいいかもしれませんね。

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