故事成語「内助の功(ないじょのこう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「内助の功」です。

「内助の功」の意味、例文、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「内助の功」の意味をスッキリ理解!

内助の功(ないじょのこう):表立たない場所からの援助、特に夫を支えるために家庭を守る妻の功績のこと

「内助の功」の意味を詳しく

「内助の功」とは、表立たない場所からの援助、特に夫を支えるために家庭を守る妻の功績のことです。

ちなみに、「内助」とは、内部から支える援助や助力のことを表しています。

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「内助の功」の例文

  1. あの会社の社長は内助の功のおかげであそこまでの財産を築いたようだ。
  2. 私は内助の功に助けられてばかりだが、会社の発展のため尽力してまいりたいと思う。
  3. あのスポーツ選手がいつも好調なのは内助の功のおかげである。

「内助の功」の由来

「内助の功」の出典は新井白石(あらいはくせき)が書いた『藩翰譜(はんかんふ)』という本です。

詳しく見ていきましょう。

 

まだ山内家が織田信長の下っ端家臣だったあるとき、馬揃えが開催されました。

馬揃えとは、簡単に言えば、家臣の馬がどのようなものかチェックする会です。

そして、馬揃えのため、山内一豊(やまうちかずとよ)はいい馬を買おうと思いましたが、残念ながら資金不足で、いい馬は買えそうにありませんでした。

 

そんなとき、一豊の正室(正式な妻)であった見性院(けんしょういん)は夫のため、父からもらって持参していた嫁入りのためのお金で高価な馬を購入しました。

そして、この馬が信長の目にとまり、その後の一豊の出世を助けることになりました。

新井白石

新井白石は、江戸時代中期の政治家であり、朱子学者です。

身分は低かったものの、幕府の政治を実質的に指導し、正徳の治(せいとくのち)と呼ばれる平和な時期を作り出しました。

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「内助の功」の類義語

「内助の功」には以下のような類義語があります。

  • 縁の下の力持ち
  • 縁の下の舞
  • 鶏鳴の助(けいめいのたすけ)
  • 簀子(すのこ)の下の舞

「内助の功」の英語訳

「内助の功」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • I owe my success to my better half.
    (私の成功は良い伴侶のおかげだ)
  • The secret of my success is my better half.
    (私の成功の秘密は良い伴侶の助けだ)
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まとめ

以上、この記事では「内助の功」について解説しました。

読み方 内助の功(ないじょのこう)
意味 表立たない場所からの援助、特に夫を支えるために家庭を守る妻の功績のこと
由来 見性院が買った高価な馬が夫の出世に役立ったことから
類義語 縁の下の力持ち、鶏鳴の助、縁の下の舞
英語訳 I owe my success to my better half, The secret of my success is my better half

世界で活躍している有名人の影には、さまざまな人の努力があるものです。

「内助の功」を大切にしていきたいですね。

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