四字熟語「無味乾燥(むみかんそう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「無味乾燥(むみかんそう)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「無味乾燥」の意味をスッキリ理解!

無味乾燥(むみかんそう):ものごとに面白みがなく、味わいもないこと

「無味乾燥」の意味を詳しく

「無味」と「乾燥」は、どちらも似たような意味を持ちます。

「無味」は、文字通りなんの味もしないことから、ここでは「面白みやうまみがない」という意味です。「乾燥」は、水分がなくなり潤いに欠けることないことから、「風情(ふぜい)や趣がない」ことを意味します。

2つの熟語が合わさり、「無味乾燥」はものごとに面白みがなく、風情もないことを指すのです。

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「無味乾燥」の使い方

  1. 大賞をとった作品を見ても、無味乾燥な感想しか抱かなかった。
  2. 採用試験の志望動機は、無味乾燥だと面接官の心に響かない。
無味乾燥は、基本的にはものごとに対して使います。人に対して「あなたは無味乾燥だね」などと使うと、言われた人はいい気持ちはしませんので注意しましょう。

「無味乾燥」の由来

無味乾燥は、中国春秋戦国時代の思想家である老子の思想が由来だとされています。

老子は、老子は、同じ時代を生きた思想家の孔子が唱えた儒教を、激しく非難していたことでも有名です。

儒教は「学問をし人徳を積み重ねることで、国や民を救い政治を行うのだ」という考えを示したものです。これに対し、老子は「世界のすべてのものは人に対して興味を持っていない。たとえ人徳があったとしても関係ないのだ」と主張しました

興味や感情がまったくないことから、老子のこの主張を「無味乾燥」というようになったとされています。

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「無味乾燥」の類義語

無味乾燥には以下のような類義語があります。

  • 乾燥無味(かんそうむみ):ものごとに面白みがなく、味わいもないこと
  • 無味単調(むみたんちょう):面白みや趣がなく、変化がないこと
  • 興味索然(きょうみさくぜん):興味がなくなり、面白くなくなること

「無味」と「乾燥」を反対にして、「乾燥無味」ともいいます。

「興味索然」の「索然」は、無くなって尽きることです。

「無味乾燥」の対義語

無味乾燥には以下のような対義語があります。

  • 興味津々(きょうみしんしん):興味が次々とわいて、尽きないさま

ちなみに、「興味深々」「興味森々」と書くのは誤りです。

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「無味乾燥」の英語訳

無味乾燥を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • dry
    (乾いた)
  • dull
    (退屈な)
  • boring
    (つまらない)
  • uninteresting
    (退屈な)

uninteresting は、「面白い」という意味のinteresting に、否定の un がつくことで「退屈な」という意味を持ちます。

まとめ

以上、この記事では「無味乾燥」について解説しました。

読み方無味乾燥(むみかんそう)
意味ものごとに面白みがなく、味わいもないこと
由来中国春秋戦国時代の思想家である老子による、儒教を非難した主張
類義語乾燥無味、無味単調、興味索然
対義語興味津々
英語訳boring(つまらない),uninteresting(退屈な)など

無味乾燥は、面白みがないというネガティブな意味の四字熟語でした。

生活に潤いを取り入れ、面白い日々を過ごせると良いですね。

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