ことわざ「勿怪の幸い」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「勿怪の幸い(もっけのさいわい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「勿怪の幸い」の意味をスッキリ理解!

勿怪の幸い(もっけのさいわい):思いがけない幸運のこと

「勿怪の幸い」の意味を詳しく


「勿怪の幸い」とは、「思いがけない幸運のこと」です。「物怪の幸い」と表記することもあります。

「勿怪」とは、もともと「物の怪(もののけ)」のことです。「物の怪」とは、人に祟り(たたり)をすると言われている死霊や生き霊のことを表しています。

「もののけ」が「もっけ」と読まれるようになり、室町時代に「意外なこと」「思いがけないこと」という意味で使われるようになりました。そこから、「勿怪の幸い」は「思いがけない幸運」「降ってわいたような好機」という意味を表しています。

「勿怪」には、意外なことや思いがけないことという意味のほかに、「不思議なこと」「不吉なこと」「けしからぬこと」などの意味があります。

「勿怪顔(もっけがお)」

「勿怪」を含む言葉に、「勿怪顔」という言葉があります。

「勿怪顔」とは、意外そうな顔つきや不思議そうな顔つきのことです。

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「勿怪の幸い」の使い方

  1. 落選していたコンサートのチケットを譲ってもらえたとは、まさに勿怪の幸いである。
  2. 地道な努力が実り、やっと大会で優勝することができた。それなのにも関わらず、周囲から「今回の優勝は勿怪の幸いだ」と言われ、なんだか腑に落ちなかった。
  3. 道を歩いていたら、偶然有名な女優とすれ違った。勿怪の幸いとはまさにこのことである。

「勿怪の幸い」の類義語

「勿怪の幸い」には以下のような類義語があります。

  • 棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
  • 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
  • 開いた口へ団子(あいたくちへだんご)
  • 寝ていて餅(ねていてもち)

ご紹介したことわざは、全て「思いがけない幸運が舞い込んでくること」という意味です。

これらは、苦労せずに良いものを得ることのたとえを表しています。

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「勿怪の幸い」の英語訳

「勿怪の幸い」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • godsend
    (天の賜物{たまもの}、思いがけない幸運)
  • windfall
    (意外な授かり物、棚から牡丹餅)
  • manna from heaven
    (思いがけない天からの恵)

まとめ

以上、この記事では「勿怪の幸い」について解説しました。

読み方勿怪の幸い(もっけのさいわい)
意味思いがけない幸運のこと
類義語「棚から牡丹餅」、「開いた口へ牡丹餅」など
英語訳godsend(天の賜物、思いがけない幸運)

「勿怪の幸い」に遭遇したことはありますか。日頃、頑張っていれば頑張っているほど、思いがけず訪れた幸運が嬉しく感じられるものです。

「勿怪の幸い」の意味や使い方をきちんと押さえ、正しく使いこなせるようにしましょう。

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