今回ご紹介する言葉は、ことわざの「身を捨ててこそ浮かぶ瀬(せ)もあれ」です。
言葉の意味、使い方、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。
☆「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」をざっくり言うと……
読み方 | 身を捨ててこそ浮かぶ瀬(せ)もあれ |
---|---|
意味 | 自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、危機的状況を脱することができるということ |
類義語 | 死中に活を求める、皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を断つなど |
英語訳 | He that fears death lives not.(死を恐れては生きられない。) |
このページの目次
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の意味をスッキリ理解!
身を捨ててこそ浮かぶ瀬(せ)もあれ:自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、危機的状況を脱することができるということ
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の意味を詳しく
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」は、自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、危機的状況を脱することができるという意味のことわざです。つまり、捨て身の覚悟があれば、活路を見出すことができるということです。
「身を捨ててこそ」は、溺れた時に思い切って流れに身を任せていれば、体が浮くということを表しています。一方、「浮かぶ瀬もあれ」は、やがて浅瀬に立つことができるということを表しています。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の使い方
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれと言うし、チャレンジしてみることは大事だよ。
- 思い切って決断したけど、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれということを信じてよかった。
➀の例文では、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」を使い、相手に挑戦することを勧めてます。
➁の例文では、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の通りになった場面です。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の類義語
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」には以下のような類義語があります。
- 死中に活を求める:絶望的な状況で生き抜く道を探すことのたとえ
- 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を断つ:自分も傷つくことを覚悟して、相手により大きなダメージを与えるということ
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の英語訳
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」を英語に訳すと、次のような表現になります。
- He that fears death lives not.
(死を恐れては生きられない。) - Fortune favours the bold.
(幸運の女神は勇者を助ける。)
まとめ
以上、この記事では「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」について解説しました。
読み方 | 身を捨ててこそ浮かぶ瀬(せ)もあれ |
---|---|
意味 | 自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、危機的状況を脱することができるということ |
類義語 | 死中に活を求める、皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を断つなど |
英語訳 | He that fears death lives not.(死を恐れては生きられない。) |
自分の意思を持つことはもちろん大切ですが、時には流れに身を任せてみてもいいかもしれませんね。