「ミスリード」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ミスリード」です。
「ミスリード」の意味、具体例、使い方、語源、類義語、注意点についてわかりやすく解説します。

「ミスリード」の意味をスッキリ理解!

ミスリード(mislead):人を誤った道・解釈に導くこと

「ミスリード」の意味を詳しく

「ミスリード」とは、人を誤った道・解釈に導くことです。

ミステリー小説などでよく使われる手法です。意図的に情報を与えなかったり、曖昧な言い回しをすることで相手に間違った印象を与えたり、間違った判断をさせたりします。

「ミスリード」には意図的・偶然の両方がある

「ミスリード」と聞くと、「ミステリー小説などで意図的に犯人を勘違いさせること」などのイメージが強く浮かぶと思います。

もちろんこれも「ミスリード」のひとつです。

しかし、このように意図的に行われるものだけでなく、「偶然、人を勘違いさせるような言い回しや情報の与え方をしてしまうこと」も「ミスリード」に含まれるのです。

「ミスリード」の具体例

「ミスリード」には、以下のような具体例があります。

小説の登場人物の性別を勘違いさせる

たとえば、小説に登場する女性の警察官を男性だと勘違いさせるトリックなどがあります。

「警察官と言われると男性を思い浮かべる」という固定観念を利用し、あえて性別を明かさず、口調を男性的にするなどして、読者に間違ったイメージを持たせるのです。

また、嘘の描写をするのは「ミスリード」ではありません。「ミスリード」とは、あくまで情報の出し方を工夫することで勘違いをさせることです。

また、小説以外の「ミスリード」の例もあります。それが以下のようなものです。

マスメディアが、政府の悪い情報だけを強調して印象を操作する

最近、マスメディアなどで問題になっている「印象操作」も「ミスリード」の一種であると言えます。

さまざまな政策や対応を行っているにもかかわらず、それらは一切報道せず、別の問題やスキャンダルのみが報道されることがあります。

他にも、情報の一部を切り取ったり、背景を説明しなかったりするだけで、出来事の印象を大きく変えることができます。

「ミスリード」の使い方

「ミスリード」には以下のような使い方があります。

  1. この作者はミスリードを招いて読者を騙すのが得意だ。
  2. 今日の新聞の記事は、ミスリードを狙っているとしか思えない。
  3. 情報操作によって、あえてミスリードする。

上のように「ミスリード」は、「ミスリードする」「ミスリードを招く」などの言い方をされることが多いです。

また、➋のように名詞として使われることもあります。

「ミスリード」の語源

「ミスリード」の語源は英語の “mislead” です。

“lead” は「導く」「先導する」などの意味がある動詞です。

また、 “mis” には以下のような意味があります。

  • 誤って
  • 悪く
  • 不利なように

基本的に、後に続く言葉を否定するような「負の意味」を持つのです。

ここから、 “mislead” は以下のような意味になりました。

  • 誤解させる
  • 迷わせる
  • 欺く
  • 迷わせる
  • 誤って導く

「ミスリード」の類義語

「ミスリード」には以下のような類義語があります。

また、「ミスリードを招く」などの日本語での言い換えは以下のものがあります。

  • 欺く(あざむく)
  • ひっかける
  • 誤解させる
  • 惑わす(まどわす)

「ミスリード」の注意点

「ミスリード」は、広告や報道、小説などでよく使われます。

普通に書いたり放送したりするだけではインパクトが弱い出来事も、「ミスリード」を使うことによってインパクトを強めることができるからです。小説やドラマ、映画などでは「ミスリード」によって、読者、視聴者を驚かせることができます。

しかし、消費者に誤解させるような見出しや内容を使い、良い点やメリットだけを誇大に表示するような広告の「ミスリード」は「詐欺」に当たることもあります。

また、メディアによる「ミスリード」も「印象操作」として問題視されることもあります。

まとめ

以上、この記事では「ミスリード」について解説しました。

英語表記ミスリード(mislead)
意味人を誤った道・解釈に導くこと
意味人を誤った道・解釈に導くこと
具体例小説の登場人物の性別を勘違いさせる
悪い情報だけを強調して印象を操作する
類義語ミスディレクション

具体例とともに意味をしっかりと理解しておきましょう。