今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「メランコリック」です。
「メランコリック」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。
☆「メランコリック」をざっくり言うと……
英語表記 | メランコリック(melancholic) |
---|---|
意味 | 憂うつな |
語源 | 英語のmelancholic |
類義語 | アンニュイ、ノスタルジックなど |
対義語 | ブライト、チアフルなど |
このページの目次
「メランコリック」の意味をスッキリ理解!
「メランコリック」の意味を詳しく
「メランコリック」は「憂うつな」という意味のカタカナ語です。その他にも「物悲しげ」「憂い」という意味が「メランコリック」にはあります。
たとえば、仕事が上手くいかなくて気分が晴れなくて憂うつな気持ちになっていたとします。この時に「メランコリックな気分」と言うことができます。
音楽分野での意味
「メランコリック」を使うのは音楽分野が多いです。特に歌の歌詞などに使われます。特に恋愛ソングなどで使います。たとえば、片思い中の思春期の女の子の心情を表した歌です。
恋愛をすると、好きな人の何から何まで気になります。些細なことに一喜一憂してしまいますよね。たとえば、好きな人から返信が返ってこないなどです。
その苦しい様子を描いた恋愛ソングが多くあり、メランコリックな様子を作品にしています。
「メランコリック」の使い方
- メランコリックな気分になってしまった。
- 気持ちがメランコリック過ぎて集中できない。
- 早くメランコリックな状態から脱出したい。
「メランコリック」は音楽の歌詞やタイトルで使う場合が多いです。あまり会話文では使いませんが、「メランコリックな気分」「メランコリックな気持ち」というフレーズで用います。
どの例文でも「メランコリック」は「憂うつ」という意味で使われています。基本的にマイナスな状況で使います。
「メランコリック」の語源
「メランコリック」の語源は英語のmelancholicです。意味はカタカナ語と同じように「憂うつな」ですが、英語には「うつ病患者」という意味があります。英語の場合は「うつ病」という意味で使うことが多いので注意しましょう。
ちなみにmelancholic は形容詞ですが、melancholyは名詞です。カタカナ語でも同じで「メランコリー」という名詞を使います。
「メランコリック」の類義語
「メランコリック」には以下のような類義語があります。
アンニュイ
「アンニュイ」は「退屈」「倦怠」という意味のカタカナ語です。元はフランス語です。「メランコリック」に比べて「退屈だ」という意味でよく使います。
ノスタルジック
「ノスタルジック」は「物寂しい」「郷愁(きょうしゅう)」という意味のカタカナ語です。特に過去の思い出を強く懐かしく感じることを「ノスタルジックな気持ち」と言います。
「ノスタルジックな気持ち」になると、「メランコリック」のように憂うつな気分になってあまりいろいろなことに集中できなくなります。
「メランコリック」の対義語
「メランコリック」には以下のような対義語があります。
ブライト
「ブライト」は「明るい」という意味のカタカナ語です。特に色などが「明るい」という意味で使います。憂うつさも吹き飛ぶような黄色や赤のような色合いですね。
チアフル
「チアフル」は「陽気」という意味のカタカナ語です。笑顔が多い人のことを指します。具体的にはいつもニコニコしている人や、人を勇気付けるような言動をする人などがあげられます。
まとめ
以上、この記事では「メランコリック」について解説しました。
英語表記 | メランコリック(melancholic) |
---|---|
意味 | 憂うつな |
語源 | 英語のmelancholic |
類義語 | アンニュイ、ノスタルジックなど |
対義語 | ブライト、チアフルなど |
「メランコリック」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。
ぜひ、この記事を参考にして「メランコリック」の意味や使い方を覚えましょう。