ことわざ「目から鼻へ抜ける」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「目から鼻へ抜ける」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語についてわかりやすく解説します。

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「目から鼻へ抜ける」の意味をスッキリ理解!

目から鼻へ抜ける:非常に利口で賢いということ

「目から鼻へ抜ける」の意味を詳しく

「目から鼻へ抜ける」は、非常に利口で賢いという意味のことわざです。また、物事の判断が素早く抜け目がないという意味もあります。

つまり、「目から鼻へ抜ける」人とは、物事を即座に理解し、瞬時に的確な判断ができる人のことを指します。簡単に言うと、頭の回転が速い人です。

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「目から鼻へ抜ける」の使い方

例えば、上司が部下に一つの命令をしたとします。

その部下が上司に頼まれていない仕事まで完璧にしてきたとしたら、上司は部下の仕事について、「目から鼻へ抜ける」ような対応だと評価するでしょう。

 

この時のポイントは、部下が上司の命令を理解し、自ら仕事を見つけた上で、期待以上の成果を報告したことです。

このように、状況を的確に把握し、優れた判断をした時に「目から鼻へ抜ける」と表現します。

以下は「目から鼻へ抜ける」の例文です。

  1. うちの犬は、目から鼻へ抜けるような利口な犬だ。
  2. 私の彼氏は、危機的な状況でも目から鼻へ抜けるような対応ができる。

「目から鼻へ抜ける」の由来

「目から鼻へ抜ける」の由来には、二つの説があります。

 

一つ目は、体の器官である目と鼻が連動することを表現したとする説です。

目と鼻は、どちらも人間の外部からの刺激を感じとる器官です。それぞれ映像・匂いという異なる情報を集めることができます。

そして、両者が適切に連動することにより、人間は目の前の物を正確に認識できるのです。例えば、目を使って確認した後、鼻を使って匂いを嗅ぐことで、対象物を特定できる場合があります。

 

二つ目は、奈良時代の大仏造りでの出来事を由来とする説です。

大仏造りの途中、職人の一人が大仏の片目が無いことに気付き、自ら大仏の目の中に入って内側から大仏の目をはめたそうです。その時、出ることを考えておらず、その職人は閉じ込められてしまいました。

仲間が心配して見守る中、大仏の鼻の穴から職人が出てきたため、拍手や歓声が湧き起こりました。

この時、職人は大仏の目から入って鼻から出てきたことから、「目から鼻へ抜ける」ということわざができたと言われています。

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「目から鼻へ抜ける」の類義語

「目から鼻へ抜ける」には以下のような類義語があります。

  • 一を聞いて十を知る:非常に理解が早くて賢いこと
  • 一を以(もっ)て万(ばん)を知る:物事の一部分だけを聞いて全体を理解すること

「目から鼻へ抜ける」の対義語

「目から鼻へ抜ける」には以下のような対義語があります。

  • 一知半解:少ししか知らず、十分に理解できていないこと
  • 一を識(し)りて二を知らず:知識や見解が浅はかであること
  • 十を聞いて一を知る:全部を聞いたのに少ししか理解できないこと
  • 其の一を知りて其の二を知らず:知識や見解が浅はかであること
  • 目から入って耳へ抜ける:見ただけでは何も覚えず、理解できないことのたとえ
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まとめ

以上、この記事では「目から鼻へ抜ける」について解説しました。

意味非常に利口で賢いということ
由来奈良時代の大仏造りでの出来事を由来とする説が有力
類義語一を聞いて十を知る、一を以て万を知るなど
対義語一知半解、一を知りて二を知らず、十を聞いて一を知るなど

目から鼻へ抜けるような人は、理解が早いので、仕事も早い場合が多いです。目から鼻へ抜けるような人になりたいですね。

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