「曲解(きょっかい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「曲解(きょっかい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「曲解」の意味をスッキリ理解!

曲解(きょっかい):事実や相手の言動を、故意にねじ曲げて解釈すること

「曲解」の意味を詳しく

「曲解」とは、事実や相手の言動を、その通りに受け取らず、わざとゆがめて解釈することを指します。文字通り、「ねじ曲げた解釈」が「曲解」です。

「曲解」は、事実や他人の言い分をそのまま受け入れられない場合に、都合の良いように行われます。無意識で事実を取り違えることとはまったく違い、「曲解」には明確な悪意が存在します

たとえば、「事実を曲解し、ありもしない話にすりかえる」といった使い方があります、「すりかえる」という言葉からも読み取れるように、故意に事実をねじ曲げて解釈するのが「曲解」です。

ちなみに、無意識のうちに情報を取り違えてしまうことは「誤解」と表現します。

「曲解」の使い方

  1. 報道において大切なことは、曲解を招かないように言葉を選んで伝えることだ。
  2. どうやら彼は、私の助言を嫌味と曲解したようだった。
  3. 彼が高く評価されることが気に入らないのか、彼女は彼の善行を善人アピールと曲解した。

①では、報道のあるべき姿を説いています。事実を正確に伝え、ねじ曲げて解釈できる余地を与えないことが報道では大切です。

②では、助言を素直に受け取らず、嫌なことを言われたと解釈する彼の様子が描かれています。

③では、彼への評価が良くなることを望まないためか、彼女は彼の善行を善人アピールとねじ曲げて解釈しています。

「曲解」の類義語

「曲解」には以下のような類義語があります。

  • 曲説(きょくせつ):事実をねじ曲げて説明すること
  • 曲筆(きょくひつ):事実をねじ曲げて文章を書くこと
  • 歪曲(わいきょく):事実をねじ曲げて伝えること

上記の類義語と「曲解」は、「事実をねじ曲げる」点で共通しています。ただ、その後の行動でニュアンスが異なってきます。

「曲説」と「歪曲」は、事実をねじ曲げた後、それを誰かに説明するというアクションが伴います。「曲解」はあくまで解釈の段階であるのに対して、「曲説」と「歪曲」は他人へ発信するという意味が含まれます。

「曲筆」は、ねじ曲げた事実を文章にすることです。

「曲解」の対義語

「曲解」には以下のような対義語があります。

  • 正解:正しい解釈

「曲解」の対義語としての「正解」は、正しい解答ではなく正しい解釈というニュアンスです。ある情報を耳にした時、誇張したり話を作り上げたりすることなく、まっとうに解釈することが「正解」です。

「曲解」の英語訳

「曲解」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • distort
    (事実をゆがめる)
  • twist
    (こじつける)

それぞれを用いた例文は以下の通りです。

例文
  • I felt a little bit angry because he obviously distorted what I said.
    (彼は私の言ったことを明らかに曲解していたので、少しいらっとした。)
  • If you want to became a good writer, you must not twist the facts.
    (敏腕ライターにないたいのなら、事実をねじ曲げるようなことをしてはいけない。)

まとめ

以上、この記事では「曲解」について解説しました。

読み方曲解(きょっかい)
意味事実や相手の言動を、故意にねじ曲げて解釈すること
類義語曲説、曲筆<、歪曲/td>
対義語正解
英語訳distort, twist

「曲解」は、解釈を間違えている点は「誤解」と同じです。ただ、自分からわざと事実をゆがめるという悪意が「曲解」にはあります。

意味や使い方は是非とも覚えておきたいですが、自分が何かを「曲解」することのないようにしましょう。