四字熟語「苦学力行(くがくりっこう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「苦学力行(くがくりっこう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「苦学力行」の意味をスッキリ理解!

苦学力行(くがくりっこう):苦労して働いて学費を稼ぎ、力の限り勉学に励むこと。

「苦学力行」の意味を詳しく

「苦学力行」は「苦学」と「力行」という2つの言葉から構成されています。

「苦学」は「苦しんで学ぶ」と訓読することができます。つまり、「苦労を重ねながら学問をすること」や「働いて学費や生活費を稼ぎながら、合間を縫って勉強すること」を意味する言葉です。

「力行」は「力」を尽くして「行」うと書くように、「力の限り励むこと」を意味する言葉です。

 

つまり、「苦学力行」は苦労して働いて学費を稼ぎ、力の限り勉学に励むことを意味する四字熟語です。

「力行」は「りきこう」または「りょっこう」とも読みます。

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「苦学力行」の使い方

  1. 貧しい家に生まれた彼だったが、学問への意欲は人一倍強く、苦学力行して大学に入学した。
  2. 大学の学費は高く、親からの援助もなかったが、苦学力行して何とか卒業した。
  3. 苦学力行して通った大学であるため、卒業が人一倍感慨深い。
  4. 苦学力行の日々は辛かったが、自分にとって大きな財産となっている。
  5. 苦学力行して大学受験に臨んでいた友達が、無事志望校に合格したとの連絡を受けて、自分のことのように嬉しくなった。

「苦学力行」の類義語

苦学力行には以下のような類義語があります。

  • 蛍雪之功(けいせつのこう):厳しい環境の中で勉学に励むこと。
  • 蛍窓雪案(けいそうせつあん):辛い環境の中、苦労して勉学に励むこと。
  • 懸頭刺股(けんとうしこ):苦労しながら死にもの狂いで勉学に励むこと。
  • 円木警枕(えんぼくけいちん):苦労しながらさまざまに工夫をこらして勉学に励むこと。
  • 車胤聚蛍(しゃいんしゅうけい):貧しい環境の中、苦学すること。
  • 車蛍孫雪(しゃけいそんせつ):貧しさに負けず、苦学すること。
  • 孫康映雪(そんこうえいせつ):貧しさに苦労しながらも学問に励むこと。
  • 断薺画粥(だんせいかくしゅく):貧しい暮らしの中で、勉学に励むこと。
  • 昼耕夜誦(ちゅうこうやしょう):昼は畑を耕し、夜は勉強すること。
  • 鑿壁読書(さくへきどくしょ):貧しさのあまり、壁に穴を開け、隣の家の明かりで勉学に励むこと。苦学のたとえ。

類義語である四字熟語はいずれも「苦学」のエピソードがもとになっています。

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「苦学力行」の英語訳

苦学力行を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • strenuous pursuit of learning under difficulties
    (困難な状況下での熱心な学問の追求)

まとめ

以上、この記事では「苦学力行」について解説しました。

読み方苦学力行(くがくりっこう)
意味苦労して働いて学費を稼ぎ、力の限り勉学に励むこと。
類義語蛍雪之功(けいせつのこう)、蛍窓雪案(けいそうせつあん)、懸頭刺股(けんとうしこ)、円木警枕(えんぼくけいちん)、車胤聚蛍(しゃいんしゅうけい)、車蛍孫雪(しゃけいそんせつ)、孫康映雪(そんこうえいせつ)、断薺画粥(だんせいかくしゅく)、昼耕夜誦(ちゅうこうやしょう)、鑿壁読書(さくへきどくしょ)など
英語訳strenuous pursuit of learning under difficulties(困難な状況下での熱心な学問の追求)

「苦学力行」は、「貧しい環境にも負けることなく、勉学に励むこと」を表す四字熟語です。

義務教育が行われるまでは、貧しい家庭の子どもが教育を受けることは難しいことでした。それでも学びたかった子どもたちは、昼は働いて夜に勉強したり、蛍の光を頼りに本を読んだり、壁に穴をあけ隣の家の明かりで勉学に励んだりと工夫をこらしてきました。

学校に行くことが面倒くさくなったときは、「苦学力行」という言葉を思い出し、当たり前のように学校に行くことができる幸せを再確認するとよいでしょう。

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